トニー・レオン 金城 武
『傷だらけの男たち』
大ヒット御礼 舞台挨拶のご報告
主演のトニー・レオンが緊急来日!!

7月7日(土)より公開中のアジアのトップスターが共演で話題の『傷だらけの男たち』。今回初の悪役を演じ、より演技に渋みをましたアジア映画界最大の人気を誇る主演のトニー・レオンが日本のファンの熱烈なラブコールに応え緊急来日し、舞台挨拶を行いました。本作品は「インファナル・アフェア」シリーズの監督・スタッフと、金城武との世界待望豪華コラボレーションで放つ注目の最新作。

100人の徹夜組を出し7月4日に行われたジャパン・プレミア、記者会見には金城武とアンドリュー・ラウ監督が来日し、トニー・レオンは撮影スケジュールの為、急遽来日中止になった。しかし日本のファンの声に応える為、ビデオメッセージを用意し当日披露。多くの観客の目を奪った。それに留まらず今回多忙の中、急遽来日が決定となった。
当日は多くのファンが劇場に駆けつけ溢れる中、TOHOシネマズららぽーと横浜にて舞台挨拶をし、その後日比谷の劇場にて大盛り上がりの中、舞台挨拶を行なった。

■今回の悪役について
僕にとってこの種の役は初めてでやってみたら新鮮だった。観客のみなさんも新鮮に思ったと思う。

■役作りは?
僕自身は暴力的な男ではないので人を殴ったり殺す役は難しかった。撮影現場の仏像で殴るシーンは監督のアンドリューにやってもらったんだ。だからあの手は僕じゃなくアンドリューのなんです(笑)

■心の傷は?
ぼくは役のヘイのように復讐するのではなく許す。人を許すことが出来れば自分自信も許せるし、多くの安らぎを得ることが出来る。そしてそれはこの映画のテーマになっているし見て勉強できると思います。

■香港について
香港の話をする時、昔の友達に話をしているよう。香港返還前にあった建造物は壊されてしまったから僕にとっての香港はもうありません。あの頃の香港は永遠に僕の心の中にしかない。

■新潟の地震について
いま、科学技術が進歩しているが天災に対しての人間の無力さを感じる。一日も早く落ち着いた生活を取り戻すように前向きに頑張ってほしい。嫌な出来事は思い出にならないように忘れてほしいと思います。

(Report:Yasuhiro Togawa)