SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007:キネ旬総研プレゼンツ「ニュー・シネマ・ネットワーク(韓国)」トークイベント
キネマ旬報映画総合研究所主催による「韓国における新しいインディペンデント映画の潮流〜ニュー・シネマ・ネットワーク(NCN)の試み〜と題したトークイベントが、7月17日にSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007協賛イベントの一つとして開催された。
ゲストとして迎えられたのは、韓国でデジタル・ツールを利用した新しい映画制作の手法を用い、映画の芸術性を回復する運動を展開するニュー・シネマ・ネットワーク(NCN)代表であり、映画監督、プロデューサー、脚本家として活躍している朴 哲洙(パク・チョルス)氏。モデレータを務める株式会社キネマ旬報社 常務取締役、キネマ旬報映画総合研究所所長の掛尾 良夫氏とともに、ニューシネマ・ネットワークの活動紹介、韓国における映画制作の状況、韓国における「インディペンデント映画」の今後についてなど、力強く語った。
このトークイベントの参加者の多くは若者たちで、朴氏の話を聞きながら熱心にメモを取る姿から、韓国制作への関心の高さがうかがえた。
(Report:miwako nibe)