昨日に続き短編コンペが行われさまざまなジャンル作品4作が上映されました。
ストレートでシンプルなプチ楽しいショートコメディ作品『踏切』、喫茶店を舞台に美顔器を売ろうとする主人公が心理学を駆使する姿をコメディータッチで描いた作品『CHEAT』、美しいスチール写真と音楽で詩的に語られるラブストーリー『スタジオワーク』、死を見つめ、更なる生への一歩を踏み出そうとする人間の数日を描いた切ない恋愛ストーリー『星屑夜曲』が上映されました。
上映後には各作品の監督・出演者によるQ&Aが行われ、『踏切』の大隈一郎監督、『CHEAT』の半田洋平監督と出演の奥田幸治さん、『スタジオワーク』の栗村実監督、出演の百花さん、『星屑夜曲』の外山文治監督と阿部史嗣プロデューサーが登壇されました。

■登壇者から観客へ一言■
大隈監督「僕の作品は短かったですよね。他の作品と比べるとさらに短く感じちゃいますね。僕の作品のテーマはさくっと軽い感じで楽しく見られる作品を目指しているので気に入っていただけたら嬉しいです。」

半田監督「この作品は僕の母校である東京フィルムセンタースクールオブアートの卒業制作で作った作品です。久々に見たんですけど、切り替えが早いですね。楽しんで見ていただけたら嬉しいです。」

奥田さん「こんな素晴らしい映画祭で上映され見ていただけて光栄です。楽しんで見ていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました。」

栗村監督「とても良い上映環境で楽しんで見ていただけたら嬉しいです。」

百花さん「今日はたくさんの方に見ていただけて本当に感無量です。大画面で上映していただけて本当に感動しています。」

外山監督「去年一年間かけて製作した作品です。皆様の前で披露できて嬉しく思います。気にいっていただけたらとても嬉しいです。」

阿部さん「僕たちの想いが少しでもみなさんに届いて、それをご自宅の方まで持ち帰っていただけたら嬉しいと思います。」

■Q&A■
Q今回の作品を作るアイディアの発想はどのようにして生まれましたか?

A大隈監督「僕はファミレスで普段アイディアを出すタイプなんですけど、今回はどんな国の人でも楽しめる作品を撮りたいなと思いました。全世界に通じる笑いとはと考えた時アクシデントかなということでつなげていきました。」

 半田監督「僕は始めにストーリーとアイディアから入ってその後イメージが浮かぶタイプなんです。日頃からメモを持ち歩きキーワードを書いていて、今回はジグソーパズルと心理学っていうキーワートをイメージ的につなげて最後一枚の絵のような映画にしたいと思い製作しました。また、今までシリアスな作品が多くて新しいジャンルに挑戦したいという気持ちもありましたのでコメディー作品を撮りました。」

 栗村監督「きっかけはプロデューサーと女性のための短編を作ろうということから始まりまして、姿や形にとらわれないという事をテーマにしました。」

 外山監督「今までコメディー作品を書いていたのですが、まったくうけなかったので今回は逆に泣かせてやろうと思って制作しました。」

Q作品を作っていくうえでこれだけは外せないこと2点を教えてください。

A大隈監督「僕の場合は撮影スタッフと現場の空気感ですね。」

半田監督「今回は新しいコメディーというジャンルへの挑戦と前作までの自分よりグレードアップすることです。」

栗村監督「絵を綺麗に撮ってくれる撮影監督とカメラマン、体当たりで演技してくれる女優さんです。」

外山監督「見てくれる人の心に届くかどうかという事と星を綺麗に映すことでしたね。」

(Report:大野恵理)

★『短編コンペ②』は7月20日にも上映があります!