デヴィ夫人が、「魔笛」の“夜の女王”に扮して登場!
口笛世界一・儀間太久実さん(19歳)がソプラノ世界最高音域の曲「夜の女王」のアリアに初挑戦!

14日に公開されるオペラ映画『魔笛』。映画の公開を記念して、セレブのための「魔笛」ドレスアップ試写会が都内で開催された。
スペシャルゲストとして、ニューヨークのイブラ・ミュージック・ファンデーションの名誉会長として若手オペラ歌手らの育成を支援しているデヴィ夫人が「魔笛」を代表するキャラクター“夜の女王”のゴージャスな衣装で登場、また当日はノース・カロライナ州にて開催された本年度世界口笛大会・ティーンの部での優勝者、儀間太久実(ぎまたくみ)さんがデヴィ夫人のために「夜の女王のアリア」を世界初披露した!

『魔笛』
デヴィ婦人(以後デ)
儀間さん(以後儀)
デ「本日はようこそおいでくださいました。みなさまが知っているメルヘンティックな魔笛とは違い、第一次世界大戦を舞台にした、奇想天外な、全く新しい『魔笛』をみなさん楽しんでください。舞台とはまた違う、映画でしか得られない感動がございます。
儀「僕自身、モーツァルトが大好きで、夜の女王のアリアを演奏させて頂き、本当に嬉しいです。映画の『魔笛』は音楽がすばらしく、最初から最後まで聞き入ってしまいました。」
デ「子供の時からオペラが大好きで、オペラ歌手になりたかったので、今回、夜の女王の衣装を着ることが出来て、本当に嬉しいです。今日は、夜の女王の衣装がブルーだということなので、ブルーのタンザナイトとピンクのダイヤモンドなどの宝石を、あわせてみました。」
儀「本日の為に、夜の女王のアリアを1ヶ月練習してきました。」
MC「世界初のお披露目です!」

口笛披露後

デ「ブラボー!!ブラボーです!本当にすばらしかったです。
儀「実際の夜の女王に褒められるなんて、嬉しいです(笑)。すごく緊張しました。」
デ「イブラ・ミュージック・ファンデーションの名誉会長をしているのですが、3年前にも口笛で優勝した坊やがいまして、彼もすばらしくて、感動したのを覚えております。」
儀「10才の頃から口笛を吹くのが大好きで毎日吹いていました。」

映画の感想
デ「メルヘンティックな『魔笛』に慣れていたので、最初は戸惑ったけど、映画でしか表現できないもがある。
『魔笛』のポエティックなセリフには人生の哲学があり、善と悪、情熱的な恋が描かれていて、愛と人を信じる信念に貫かれていて、勝利を勝ちとり、世界が平和になる。人生で学ぶことがたくさん出てきて、モーツァルトの集大成。日本のみなさまにぜひ見てもらいたい。オペラを見たことがない人も、この作品を通して、オペラを身近に感じて欲しいです。」

イブラ音楽財団について。
デ「パリの郊外ですばらしいソプラノ歌手に出会ったのがきっかけでした。居酒屋で歌っていた女性の歌声があまりにもすばらしく、感動してテーブルに呼んで、どうしてこんなしがない居酒屋で歌っているのかと聞くと、突然涙を流しながら、貧しくて、どこのコンクールも出ることが出来なかった。でも歌うことはやめられず、こうして歌っています、と。イブラは隠れた才能を世に送り出す場所です。」

(Report:Yasuhiro Togawa)