『表の章』に、多くの作品でオファーが続く期待の若手俳優・多部未華子が、待望のホラー初主演!続く『裏の章』では、これが映画初主演となり、話題沸騰の安めぐみが従来のイメージを打ち破る演技を見せる。監督は、シナリオライターとして卓越した構成力を持つ「渋谷怪談」シリーズの福谷修。物語をスリリングに交差させ見事に表の章・裏の章と2本の映画にまとめあげた。エンディング曲には、若者に人気のロックアーティスト・キリトが曲を提供。作品を引き立てている。また、今回テレビでも有名な民俗学者、長野隆之氏に「童謡に秘められた本当の怖い話」をもとにリアルに監修、一度聞いたら忘れられない音を紡いでくれた日本音響研究所が音楽監修を担当した。心霊、幽霊、実録、クリーチャーとも異なる、まったく新しいホラー映画の旋律が、いま、奏でられる——。

本日、FS汐留にて悠城早矢さん、霧島れいかさん、安めぐみさん、キリトさん、福谷修監督の舞台挨拶を行いました。

安めぐみ:ホラーは実は苦手なんです。脚本読んでみたら…やっぱり怖くて(笑)。でも、わたしの役が『表の章』で起こる謎を解いていく音響分析官役だったので、それに興味をひかれてやってみようと思いました。

撮影中の恐怖体験は…実はあるんです。でも言わないほうがいいのなって今まで黙ってました(笑)。撮影は本物の廃校でやっていて、3階の女子トイレに行ったときに、誰もいない隣のトイレでガタガタガタって音が鳴って。もう怖くて走って逃げました。霊感はあるほうみたいで、普段も見たりするんですけど、とても怖がりなので、「わたし今日疲れてるんだなー」と思い込むようにしてます。それにわたしが「おばけを見た」って言うとウソっぽいじゃないですか。「どうしたんだ安!」っていわれるので…。

『表の章』と『裏の章』両方を見て、すべてがわかる新しいタイプのホラー映画です。『表の章』主演の多部未華子さんがすごくいいんです。ぜひ続けて見てください。温暖化とかもあるのでクーラーをつかわずに、『こわい童謡』を見て、冷や汗をかいてエコしてください(笑)。

悠城早矢:屋上のシーンで、スタートの声がかかった瞬間に、ブレーカーが全部落ちたんです。もう怖くて!これも怪奇現象ですか?

霧島れいか:わたしは怖いのが大好きで。監督とホラー談義に花が咲きました。けっこう霊感も強くて、今まで付き合った人が何人か別れた後に体調を崩すんです。これも怪奇現象ですかね??

福谷修監督:今回、童謡を題材に、音にとてもこだわりました。音にも謎が含まれていますので、ぜひ劇場まで謎解きにきてください!

(Report:Yasuhiro Togawa)