世界環境デーにあたる6月2日(火)、映画『河童のクゥと夏休み』のスペシャルートークショーつき試写会が都内で行われた。
イベントでは、環境大臣官房審議官の鷺坂長美さんいよるご挨拶、劇中キャラクターの河童のクゥによる「チーム・マイナス6%」チーム員宣言、解剖学者でありNPO法人「ひとと動物かかわり研究会」理事の養老孟司をゲストに招き、同作で監督を務めた原恵一監督が環境問題についてトークショーが行われた。
また、会場ではアイスを食べて体を冷やしてから映画を観ようとう呼びかけのもとロッテのアイス・クーリッシュも無料配布された。

鷺坂長美さんからのご挨拶・河童のクゥ「チーム・マイナス6%」宣言
最近環境問題で特に地球温暖化が進んでいます。日本では安倍総理を中心に「美しい星への誘い」とうい3つの提言・クールアースを掲げています。
①2050年までに二酸化炭素の排出量を半分にしょう!!
②枠組みを今後作る時は排出主要国がみんな入るようにしよう!!(またチーム6%はここから誕生しました。)
③6%削減を実施するために、国民一人一人が1日1Kg削減しょう!!

以上のことを大変だけどこまめにやっていきましょう。

挨拶終了後には映画『河童のクゥと夏休み』の主人公河童のクゥが、京都議定書による温室効果ガス6%削減を目指す国民プロジェクトに参加するため河童のクゥ「チーム・マイナス6%」チーム員宣言が行われ、河童のクゥちゃんと劇中でクゥの声を担当した富澤風斗くんが参加し「僕もクゥも頑張るので応援してください。」と元気に挨拶した。
同作品は、小学生の上原康一と江戸時代からやってきた河童のクゥとの出会いから始まるひと夏の出来事を描いた感動ファァンタジー作品。「豊かな自然やその中での動物と人間の共存」という問題も取り上げている。

養老孟司と原恵一監督によるトークショー
この映画を観て少しでも環境問題に関心を多くの人に持ってもらえたらという原監督の考えの元から始まった養老先生とのトークショーでは自然環境問題などについての熱いトークが繰り広げられた。原監督は原作を読み長年の夢であった映画化にあたり感慨深いようすであった。また、養老先生もこれからはもっと真剣に環境問題へと取り組んで欲しいと会場に訪れた観客へメッセージを贈った。

このトークショーの様子はムービーレポートでご覧いただけます。世界的に問題視されている地球温暖化問題に対して、私たち日本人はこれから真剣に取り組んでいかなければならないです。そのことを再確認するきっかけにこの映画が繋がっていければと思います。
7月28日から公開の映画『河童のクゥの夏休み』は映画公開から一週間、劇場設定温度を2℃高くし、CO2削減に貢献します!!ぜひ劇場でお楽しみください。

(Report:大野恵理)