6月2日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行なわれた。長澤まさみ×山田孝之×塚本高史という、いま旬のスターたちの共演となった今作。原作は『いま、会いにゆきます』の石川拓司。幼なじみ・13年・誓い合った夢・運命の再会・そして別離といったテーマを軸に展開される、まるで奇跡のプリズムとも言える作品がついに公開された。

平川雄一郎監督:スタッフ一同の思いが詰まった作品です。皆さんにこの思いが伝わったでしょうか!!(タモリさんみたいに客席にマイクを向ける。そして、この後出演者がみな続けて、劇場を笑いに包んだ)有難うございます。

長澤まさみ:皆さん、こんにちは!!私10代最後の作品なので、思い出はいつもどおりなんですけど、これから今日封切りして色んな人に見てもらえたらいいなと思います。

山田孝之:どーもーー!!えーっと、山田です。はいっ、山田です。今日見た方は明日も観て下さい。明後日も観て下さい。友達にもすすめてください。DVDも買ってください。

塚本高史:(ためて、ためて・・)どーもっ!!まぁ、3回目は盛り上がんないというね。満員御礼でね双眼鏡でのぞいてる人やらたくさんいますが、まぁも一回観て下さい。

国仲涼子:こんにちは、国仲です。すいません、普通で(笑)実は、私はまだ観てません。チケットを5枚もらったので、5回観にいきたいと思います。

北川景子:私はちょっとしか出てないんですけど、皆さんぜひ見逃さないで下さい。

Q.平川監督:初の映画メガホンということですが、今映画を見終わられたお客様を前にしていかがですか?
—すごくうれしいですね。なんか、ちょっと思っていたのがこの映画を観た皆さんにもステキな奇跡が起きるといいなと思っております。最後に暗くなる前に流れ星がながれているんですけど、気付いた方はいますでしょうか?そんな思いもあります、皆自分の思ってることが思いの力で奇跡を起こすようなステキな人生になるといいなと思っています。

Q.長澤まさみ:明日6月3日が20歳の誕生日ということで、まさに今日が10代最後の日、最後の舞台挨拶ということでなにか、特別に思うところはありますか?
 —うーん、そうですね、2・3日前に20歳になりたくなくって泣いたんですよね。なんか、実感はまだ無いんですけど、いち大人として少しずつ成長していけたらいいなと思うぐらいですかね。そうですね、クイックイッとやってみたいですね。

Q.山田孝之:今映画観終わられたばかりなんですけれども、何回も観ていただこうということで、こんな風に映画を観てほしいなということはありますか?
—こういう話なので絵本を見るような感覚で見ていただけたら、すんなりとストーリーに入れて楽しんでいただけるのではと思います。知り合いの方にすすめる時にそう言っていただけると嬉しいです。皆さんにかかってます!

Q.ちなみに山田さんは回りの方に自分の出ている作品をすすめたりするんですか?
—しないですね。まぁ、そこは。しょうがないですよ。自分が出てるのはね。気持ち悪いですよ・・

Q.塚本高史:残された時間があとわずかだとしたら、大切な人に最後に何を託したいと思いますか?また、残された時間がわずかとわかったら最後に何がしたいですか?
—託す?えぇっ!?まぁ、胸いっぱいの愛ですね。大切な一と一緒にいたいですね。

Q.国仲涼子:まだ、映画をご覧になっていないということで、どんな所に注目してみたいと思ってらっしゃいますか?
—台本を読んだときにはこんな夢みたいな話あるのかなっていう感覚だったんですけども、もしかしたら自分の周りにもそんな奇跡があるのかもしれないって思えたらいいなと思ってます。楽しみにしてます。

Q.北川景子:この作品、北川さんは誰と見るのが一番いいと思いますか?
—そうですね、家族だったりとか、友達だったり、あるいは好きな人でもいいと思うんですけど、自分が大切だなと思う人と観て感動してもらって、あと、観るたびにどんどん違ったものが発見できると思うので、何度でも観て欲しいなと思います。

今日は、長澤まさみの20歳の誕生日が明日ということで、劇中のプリズムのネックレスにちなんだケーキが登場。監督・出演者・お客さんと一緒に♪ハッピーバースデー♪を歌った。

長澤まさみ:ありがとうございました。私にとっては、10代最後の作品なんですがでも作品はとても癒されてとても優しくて、すごくキレイでたくさん愛がつまった、そしてたくさんの人に愛を分けられるようなあたたかい作品に出来上がったと思っています。最後に流れ星を見逃された方は、また流れ星を見てその流れ星に自分の願いを込めて、願いを祈るっていう事をしてもらえたらいいなって思います。

(Report:Niizawa Akiko)