本年度のオフシアター部門にて審査員特別賞を受賞した弱冠27歳の新鋭・保坂大輔による比類なきSF長編作品『世界は彼女のためにある』が12月下旬より下北沢トリウッドでの公開が決定した。「セカチュー」ならぬ「セカカノ」こと『世界は彼女のためにある』は、リアルな青春モノかと思われる冒頭とは裏腹に、物語はUFO、クローン人間、戦争などのキーワードが氾濫し、荒唐無稽ながらも先の読めない展開、壮大なスケールで「新世紀エヴァンゲリオン」を彷彿とさせつつも、最強の少年と一途な少女の残酷な運命が「純愛」の物語として昇華する。出演陣には新人の2人の他、津田寛治、諏訪太朗ら実力派らが脇を固める他、高橋洋、瀬々敬久、篠崎誠ら邦画界を代表する監督陣も役者として出演している。

(2004年/日本映画/カラー/ヴィスタサイズ/ステレオ/96分)

監督・脚本・編集:保坂大輔 
撮影:松本岳大 
音楽:長蔦寛幸 
録音:吉村健作 
美術:原尚子
出演:坂ノ下博樹
   布瀬谷香 
   諏訪太朗 
   小田部千夏 
   堀江慶 
   浅野麻衣子  
   津田寛治
製作:映画美学校 
配給:株式会社バイオタイド

★12月下旬から下北沢トリウッドにてロードショー公開決定!