ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006:張 加貝監督Jホラーに対して今度はCホラー!?ヤング・コンペ部門『陶器人形』!
日本に来て15年という張監督は日本語が堪能で、会場からの質問にとても流暢に答えていた。日本で好きな監督は?という質問に”今村昌平監督”の名を挙げ、他にも小津安二郎監督の『東京物語』なども好きだそうで日本を舞台にした作品も残してしる。そして今回の『陶器人形』では女優の伊藤歩、カメラも日本の撮影監督を起用。
伊藤を起用した理由としては「キャラクターがおもしろい」から。本作に対しては「完全なホラー作品を作りたいと思っていたんですけど、中国では幽霊がダメなんです。なので今回は妄想や夢で描くようにしたんですね」と語った。日中の架け橋になるような作品として、また新たなアジアンホラーの出現で話題になること間違いなしだ。
(ヨウフマサコ)