早朝にも関らずとびきりの笑顔を見せて会場に登場。
今まで数々の作品に出演してきた女優であるがゆえ、面白い話が聞けそうだ。
「ゆうばりは本当に素晴らしい所です。この2年間ほどアジアの映画を毎日観ているくらいなので、ここに来ることができてとても嬉しいです。」
会場には諏訪太朗さんも出席。諏訪さんからは「なぜ女優の道を選んだのか?」という根本的な質問がされた。アマンダさんは「小さい時から、音楽を聴いているとその曲のストーリーの登場人物になりきって遊んでいました。それから祖父の家にあった銃を使って1人劇をやったり(笑)。本当はジョッキーに成りたかったけれど、現実的に無理で女優の道を選びました。でも演劇学校の方は出席率が足りなくて追い出されてしまいました。」と話す。諏訪さんも「おれもそうだった!」と会場で熱い抱擁(?)を交わした。
アマンダ・プラマーと言えば、タランティーノが撮った『パルプ・フィクション』にも出演していたことで有名。タランティーノはどういった演出をするのか、去年のゆうばり映画祭で審査員特別賞を受賞した保坂大輔監督から質問が出た。
「彼はまったく演出をしません。場所の指示はされたけどそれ以外はまったくなかったです。でも彼がいつもやる気があることはみんなわかっていたし、いい意味で狂ってるからとっても仕事がしやすかったです。」と話した。アマンダさんは会場に来たファン1人1人と握手をして雪上フォトセッションへと向かった。

(ハヤシ カナコ)