日本中を感動させた青春映画『パッチギ!』の続編『パッチギ! LOVE & PEACE』の初日舞台挨拶が都内で行われた。今作も同様、『ゲロッパ!』『パッチギ!』に引き続き井筒監督と羽原大介が共同で脚本を担当。音楽も加藤和彦が担当し、物語に壮大さを増している。舞台を68年の京都から74年の東京へ移し、兄妹の父親が若かった頃のエピソードも交えながら、三代にわたって受け継がれてゆく”命”のドラマを感動的に謳い上げる。
登壇したのは井坂俊哉、西島秀俊、藤井隆 、中村ゆり、今井悠貴、加藤和彦、井筒和幸監督。
それぞれが挨拶に加え、公開初日を迎えた喜びと、撮影時のエピソードなどを語った。
中村ゆりは、「今回を通して人間として大きく成長できた。」と述べた。藤井隆は「井筒監督が。船の上でどうしてもカレーを食べたいと言い出して、僕はそれはちょっと・・・と思ったのですが、結局監督はカレー食べてましたね。井筒監督のバイタリティーの大きさに驚きましたし、監督っていうのは凄いんだな、と思いました。」と語り笑いを誘った。子役の今井悠貴は、得意であるという井筒監督のモノマネを披露し、あまりのかわいらしさに井筒監督も思わず笑みがこぼれた。
井筒監督は「とにかく皆さんに見て頂きたいです。」と真剣に語った。
また、本日は井坂俊哉が全国の観客と熱い握手を交わしてきた「アンソンが行く!10000人握手キャンペーン」がいよいよ1万人目ということで、記念すべき1万人目には記念品を贈呈するというサプライズも。
最後に出演者と監督、そして観客がいっせいに「LOVE&PEACE!」と言ってしめくくられた。
前作を上回る圧倒的スケールの『パッチギ! LOVE & PEACE』は、いよいよ5月19日に全国公開。
(池田祐里枝)