満員御礼、立ち見でももう入れないくらい会場はお客さんでいっぱいだった。舞台挨拶に登場したのはこの後『子ぎつねヘレン』の上映も控えた大沢たかお、松田翔太、前田哲監督。大沢たかおはこの映画について「チャレンジしている作品ですよね。そういう映画に出たいと思っていたので前田監督に声をかけていただいた時はすぐ返事をしました」また今回で映画初出演となる松田翔太は「最初本当に緊張しましたけど、撮影は楽しめました」さらに撮影中の痛〜いエピソードとして、黒いスーツ姿でジャンプするシーンがあったんですけど失敗して、全治2週間という大怪我を負ってしまったという。「じゃあ2週間休んだんですか?」という司会者からの質問に対して「休ませませんよ(笑)!」と監督の突っ込みが。観客のみなさんに向かっては「おもしろかったと思う人は3割4割増しでそう伝えておいてくださいね(笑)」と勢いある喋り口調で飛ばしていた。彼らの痛快さがこのゆうばり上映をスタートにしてこれから全国に広がっていくことだろう。

(ヨウフマサコ)