2月26日、夕張市民会館にて『陽気なギャングが地球を回す』『子ぎつねヘレン』合同記者会見が行われた。両作品に出演している大沢たかおは『子ぎつねヘレン』について「北海道だからこそできた作品だと思います。子供向け作品という印象ですが、大人に向けてのメッセージも込められているので、家族で観て欲しいです」主演の深澤嵐は撮影現場について「ヤギに餌をあげたり動物とふれあえて楽しかったです」と思い出を話した。小林涼子は今回再び北海道に来て「撮影の時は花が咲いてとてもいい時期でした。今回北海道に来てみたら雪だらけで、北海道の新たな面を見ることができました」と話した。初監督作品となった河野監督は「家族で見て暖かくなれる作品にできたと思います」と語った。

『陽気なギャングが地球を回す』について大沢は「“痛快”といえる作品。観ると元気になれる楽しい映画です。今までの邦画には無かったジャンルなのでは」と話した。映画初出演という松田翔太は「セットから機材まで見るもの全てが初めてで、帰りたくないと思うくらい何もかもが楽しかったです」。ゆばりは4年振りだという前田哲監督は、実験的ともいえる映像について「原作が持っているスピリットを受け継ぎたいと思った結果あのような映像になりました」。また、続編が作れたら今度は松田翔太を主演にして、メキシコで撮りたいという希望も語った。
(t,suzuki)