『子ぎつねヘレン』の上映終了後、観客の歓声の中出演者・原作者・監督が舞台挨拶に登場。動物病院の院長矢島を演じた大沢たかおは「北海道だからこそ撮影できた作品です」と話した。主演の大河太一を演じた深澤嵐は「きつねは見たことも触ったこともなくて、初めは恐かったです。でも、慣れていくうちに可愛いと思うようになりました」と話した。矢島の娘役の小林涼子は「ヘレンは一緒にいるうちに懐いてくれて嬉しかったです。でもロッシは最後まで懐いてくれなかったので悲しかったです(笑)」原作の竹田津は「僕のしたあんなバカなことが映画化されるとは思いませんでした。僕の役を大沢さんがやることに友達が何故かぼやいていました(笑)」河野監督は「太一とヘレンは一緒に暮らし、色々なことを見つけられたと思います。ヘレンは一ヶ月ちょっとの命でしたが、その間の季節が駆け足で進んでゆきましたが、それがヘレンの命とオーバーラップして出せたかと思います」と話した。