自分が本当に歩むべき人生に気づき可能性に目覚める主人公を描いた、映画『主人公は僕だった』の公開を記念して、ルー大柴のトークショー付試写会が、都内にて開催された。試写会の当選者170名の観客で満席の会場は、教師姿に扮したルー大柴こと「ルー・ティーチャー」が登場すると、大きな歓声と笑いに包まれた。

「私は、このムービーをルックして、ライフというものはバイマイセルフ(自分自身)でライトリペア(書き直す)することがポッシィブル(可能)だとラーン(学ぶ)した。特に主人公のウィル・フェレルのギターを弾くシーンがナイス。いつかトゥギャザーしたいアクターだ。エニーウェイ、ディスイヤー上半期NO1ピクチャーとシンクする。」
とお得意の(?)ルー・イングリッシュを交えて映画の感想を話した。
観客の女性から「男性を本気で愛せない。それでふられてしまい、最近人間不信なんです。」とのお悩み相談を受けると「自分にバリアをはっているね。「恥かけ、汗かけ、涙しろ!」がわたしの座右の銘なんですよ。恥をかいてもいいから自分にもっと素直にならないと。」と答え、思わずハグ!してしまう場面も。ルー・ティーチャーの熱血授業に、新たに自分の人生を、自ら描き出した観客の皆さんは、その後に映画を楽しんだ。

イベント後、マスコミの囲み取材に再び登場したルーは、「いつまでもイノセントなフィーリングを持つべき。ライフ(人生)は一度だけなんだから、挫折してもポジティヴに考えれば人生も変わるはず。レッツ・トゥギャザー!」と自論を披露し、映画に大いに触発された様子で語った。

(Report:綿野かおり)