5月11日(金)新宿バルト9にて映画『Watch with Me〜卒業写真〜』九州先行公開(4月21日)好調の余波を受け、凱旋披露試写会と銘打った出演者舞台挨拶付きの試写会が行われた。

ロケ地である九州での大ヒット先行公開を受け、場内は満員。舞台挨拶前には本作のヒロイン役に抜擢され、主題歌「卒業写真」をカヴァーしてCDデビューを果たした高木古都によるミニライブも行われた。

瀬木直貴監督「久留米の熱気が東京にも伝染して来た様で感無量です。幸いな事に、高い評価をして下さる方が多く、先日の久留米の上映会でも2回、3回と見て下さった方がいました。青春、情愛、友情の物語です。」
津田寛治「どんな作品でも全力投球で挑んでしまい、その作品を人に勧める時は気恥ずかしかったりしますがこの作品は胸を張っておすすめできる映画です。初めて完成した作品を観た時には圧倒されました。」
羽田美智子「久し振りの映画の出演だったので、映画をやっていなかった自分が試される作品となりました。監督から、「半年後に自分が死ぬとなった時、今のまま人生を続けますか?」と聞かれましたが、死ぬ日まで女優をしたいと思う自分に矛盾がないとこの作品に出演して改めて思いました。」
中野大地「大きな役は初めてで、不安はありました。でも。この映画のお陰で、これからも役者をやっていきたいと思えました。」
高木古都「演技は殆ど始めてで、大変だったし辛い事もあったけど、沢山の人に支えられてやり遂げられました。今日は沢山の人に集まっていただいて、本当に嬉しいです。」
EIJI「久留米にこんな美しい風景があったのかと、再発見できました。観終わった後は優しい気持ちになれる映画です。」
高杢禎彦「チェッカーズで上京するまで生まれ育った町がこういう状況で皆さんの目に触れると云う事を非常に誇りに思っています。自分の命は自分ではどうしようも出来ないんだ。でも、気持ちは自分でどうにでもできる。自分自身もガンを患ってずっとそう思っていました。そして、その自分の気持ちを代弁してくれるような作品にこんなに早く巡り合えて、幸せに思っています。」