中村雅俊とジュディ・オングがハリウッドデビューを果たした映画『アメリカンパスタイム 俺たちの星条旗』が5月12日(土)初日舞台挨拶を行った。

本作品は第二次世界大戦中の日系アメリカ人達を描いた感動作。中村とジュディは夫婦役で出演した。
製作のバリー・ローゼンブッシュ、製作総指揮の松島新の二人が挨拶をし、続けて出演者も挨拶した。

中村雅俊「撮影の約一ヶ月半の間、通訳なしで今までの役者人生の中で初めて英語でしゃべらなければいけないという苦痛にも耐えました。(笑)日本人の役者としてサムライスピリッツで頑張ろうと思った」。

ジュディ・オング
「一人の東洋人として、一人の日本の役者として、この映画に誇りを持って皆さんに見て頂きたいです。人々の心に平和ってなんだろうと考える題材となればいいなと思います。」

息子役のアーロン・ヨーは中村とジュディに良い影響を受けたことを感謝した。
「演技ではなく本当の息子になりたいと思います。そう思わせる二人の人柄です。中村さんはお酒が入るともっと英語が上手くなります。(笑)」

本日はアーロンの誕生日でもあり、サプライズプレゼント!ジュディが「Happy Birthday to You〜♪」と歌い出し、中村も祝福した。
するとアーロンからも母の日のプレゼントとしてジュディに花束が贈られた。こちらも突然のプレゼントだ。
ジュディ「息子が一人できたと思っています。日本に来ると知ったとき嬉しいと思っていましたが今はもっと嬉しい!」と声を震わせて喜んだ。

(Report:Hiromi Kato)