京都とソウルに渡って繰り広げられるラブストーリー『初雪の恋』の初日舞台挨拶が、2007年5月12日新宿ガーデンシネマにて執り行われた。

舞台挨拶には、宮崎あおいさん、森田彩華さん、塩谷瞬さん、そして韓国から駆けつけたイ・ジュンギさんが登壇した。

客席には日本のファンばかりではなく韓国からのファンも多数おり、イ・ジュンギの人気の凄さが感じられた。

韓国語で挨拶した後、「始めまして。宜しくお願い致します。」と日本語でも挨拶をしたジュンギさん。

日本の俳優との共演の感想は?と聞かれ、「頑張らなければと始めは緊張していたが、共演者の方がとても素晴らしい方で、お互いに良い意味で意識しながら力まず楽しくお仕事ができました。」と答えた。

映画のように、日本の女性との恋愛は?という質問に対して、しばらく考えた後「ノーコメント(笑)」と言ったが、ファンが許すはずも無く再度答えを求めると「良い縁があれば全く無いと言う事ではない。」と答えた。

ハン・サンヒ監督の撮影現場の雰囲気について聞かれた宮崎さんは「とても優しい方です。スタッフは日本と韓国が半々で、監督はもちろん、日本のスタッフは韓国語を、韓国のスタッフは日本語を勉強していて、良い形でお互いが歩み寄っていた。」と答えた。

それでも撮影から時間が経ってしまった現在は「こんなに自分の頭から無くなっちゃうんだなという感じに(韓国語を)忘れてしまいました。」と残念そうに述べた。

又、離れ離れになって思い合うミンと七重の恋愛については「2年、3年離れて全然連絡が取れなくてもお互いが思い合っていて、こんなにも一途に人を思えてたら世界が変わる気がする。」と考えを述べた。

日韓合同制作について聞かれた塩谷さんは、「共作の経験は初めてで緊張しました。ジュンギさんを始めスタッフさんも日本語を覚えてくれて、すっごい仲良くなりました。キムチを作ってくれたりしたので、僕も京都のお土産をかったりして楽しい現場でした。」と答えた。

役でミンに日本の恋愛を指導する事について聞かれると「難しいなと単純に思いました(笑)。逆にジュンギくんはとってもかっこいいなと思いまして、ハングルで告白の言葉も教えてくれました・・・これ教えていいのかな?」

塩谷さんに聞かれたジュンギさんは、「実は覚えていません(笑)」との事。「じゃあ言っていいかな。(ハングルで)“空のように大地のようにあなたを愛します”と教わりました。」とジュンギさんから告白指導があった事を明かした。

韓国大好きな女子高生演じた感想を聞かれた森田さんは「役自体は楽しんでやらせて頂きました。皆さん見ていないので詳しくは言えないんですが、見所はいっぱいありますので楽しんでください。」と答えた。

又、作品中に数々登場する“ジンクス”については「自分はやったことはないけれど、今回の映画をきっかけにいいなと思いました。何かあったら皆さん教えてください。」と明るく答えた。

この作品の為に書き下ろしたという森山直太朗の新曲についても映画と合わせて注目したい。

※宮崎あおいさんのお名前に関しまして、正式な漢字の表示が出来ない為「崎」にて対応させて頂いております。ご迷惑をおかけ致します事お詫び申し上げます。

(Report:Tomoe Yuita)