『ヴァーサス』で世界の映画祭を席巻し、『あずみ』、『スカイハイ』、『ゴジラFINAL WARS』と大作・話題作を連発し、今年ついに待望のハリウッド進出を果たした北村隆平監督の下、30人を超す豪華キャスト&ゲストが暴れまくる『LOVRDEATH—ラブデスー』が遂に5月12日に初日を迎え、北村龍平監督を筆頭に、主演の武田真治さん、NorAさん、IZAMさん、船越英一郎さん、原作者の高橋ツトムさんが会場に集結した。

舞台挨拶は撮影中の裏話から、IZAMさんの恋愛話にわたり、場内は終始笑いが絶えなかった。
ハリウッドで新作「ミッドナイト・ミートトレイン」を撮影中のため、この初日に合わせて帰国をした北村監督は、「すばらしいメンバーと映画製作が出来て、こうして初日が迎えられたことに感謝します。」と大勢のファンを目の前に喜びのコメントを述べ、「そんなことよりみんなIZAMの話が聞きたいんじゃないの?」と、IZAMさんに鋭い質問を振る場面が何度か見受けられた。そんな質問に対し、「映画の中で後ろから撃たれて死ぬシーンがあるんですけど、僕は彼女にハートを撃たれました。今日、どこかでも舞台挨拶をしているみたいだけど、何処かの出来ちゃった婚には負けません。うちが先です!」と吉岡美穂さんとの幸せぶりを告白。
主演の武田真治さんは「こんな規格外の映画の公開に涙が出そうです。こういう映画が主流になっていけば嬉しいと思います」と感動の言葉を述べ、「北村監督をはじめ、みんなガラが悪いじゃないですか(笑)。だから自分の身は自分で守ろうと思って(笑)。」と自らの肉体美について語った。
また今回が映画初出演となるNorAさんは、武田さんとの初キスシーンについて、「舌をどうする?入れる?と私の方から聞きました(笑)。シンジ・タケダの方が緊張していました」と新人とは思えない大胆コメント。「キスシーンは鼻で誘導されました・・。」と、これを認める武田さんのコメントに会場はさらなる笑いに包まれた。そして、今までにない役柄を演じた船越英一郎さんは、「思いっきり振り切らせてくれた監督に感謝します。俳優25年間でようやくこういう役を与えられてすごく楽しかった。自分の代表作になった」と監督への感謝を述べた。

来週5月19日には、SHIBUYA−AXにて映画公開記念イベントが開催される。その名も「LOVEDEATH LIVE 2007〜FIGHT FOR LOVE」。豪華出演陣が集結し、一夜限りのスペシャルセッションが行われる。