誰もが知っているおとぎ話「赤ずきんちゃん」を大胆にアレンジし、アクションありサスペンスありの一大エンタテインメントに仕上げたアニメーション『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』。全米ではすでに初登場NO.1を獲得し、世界各国でも大ヒットを記録。すでに続編製作も決定しているという話題作。日本では今秋公開が予定されており、日本語版吹替には、人気放送作家の鈴木おさむが監修にあたり、赤ずきんレッド役に上野樹里、オオカミ役に加藤浩次、また本作オリジナルのカエルの探偵役には人気急上昇中の“ケンコバ”ことケンドーコバヤシといったキャストが扮している。
3人とも本格的なアニメの吹替は初挑戦ということだが、アフレコ時はそれぞれ伸び伸びと自由にキャラクターを楽しんで演じていた様子。

上野「英語吹替版の赤ずきんレッドは、ちょっとグラマーというか、大人っぽいイメージなんですが(『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが吹替担当)、私のレッドは幼くて明るいイメージ。絵や英語の声のイメージに引っ張られず、監修された鈴木おさむさんのイメージに近くなるように演じました。可愛くってちょっと生意気な面を出していこうと思って演じました。」
加藤「最近とんと表に出していなかったもともと持っている自分の心の中のオオカミを引き出すことに専念していました。もともともっている部分なのでそれを引き出しさえすればよかったので。解放することに終始していましたね(笑)」
ケンコバ「カエルを演じるのは最初で最後かもしれない(笑)。役作りでしたことといえば、水辺にたたずんでみたり、体中にローションをぬってヌルヌルにしてみたりしました(笑)」

また、見どころについて聞かれると、
上野「みどころ!?全部です!最初から一緒に犯人を探してみてほしいです。どのキャラクターも裏の裏があって面白いので、お子さんも楽しめるし大人も感動できるんです。」
加藤「最初にストーリーを知ったときはドギモを抜かれました。作り手もすごく楽しんでいるのが伝わってくるんですよね。子供はもしかしたらわからないかもしれないくらいストーリーに見ごたえがあると思います。」
ケンコバ「可愛い話なんですけど、最後にはカッコイイ話になるんですよ。むしろ大人の方が楽しめる、自分が楽しむために口実で子供を連れて行ったらいいと思います。」
と笑顔でアピール。
芸達者な3人による吹替版の楽しみな『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』、公開は今秋。

(Report:綿野かおり)