死期の迫る女子高生を堀北真希が熱演!!映画『恋する日曜日 私。恋した』完成披露試写会
余命半年と宣告された女子高生のなぎさ(堀北真希)は、父に黙ってかつて暮らしていた町へと旅立つ。そこには初恋の人、石川聡(窪塚俊介)が今も住んでいた。再会したが聡には不倫という形で交際している女性絵里子(高岡早紀)がいた。二人の関係は絵里子の6歳の娘まどか(岩本千波)も気づいていた。ある日なぎさはまどかと出会い二人はお互いが寂しい気持ちに共感しあう・・・
80〜90年代の隠れた名曲をテーマにした恋愛ドラマシリーズ「恋する日曜日」の劇場版第2弾『恋する日曜日 私。恋した』の完成披露試写会が都内で行われ、出演者・監督による舞台挨拶が行われた。
今作で死期の迫った女子高生の「死」と「恋」という二つの秘密を抱えた儚くも切ない心情を演じたことで新たなる新境地を開いた堀北真希、共演の岩本千波、今作のプロデューサーであり舞台挨拶の司会を務めた丹羽多聞アンドリウ、シリーズ前作でも監督を務めた廣木隆一が登壇し挨拶をした。
堀北は余命3ヶ月と宣告を受けた女子高生という難役で「初めて“死”を迎える役を演じて難しかったが自分なりに精一杯演じた」と振り返りながら話した。余命3ヶ月の役を演じるにあたり塩抜きダイエットもおこなったと告白。堀北は「塩抜きダイエットはけして痩せるわけでは無くて、血色を悪く見せるためにおこなったもの」と話し、「メイクで病気っぽくするのではなくなるべく内側から見せられるようにしたかった」と役作りついても述べてくれた。
共演した岩本は堀北との共演シーンで監督になかなかOKを出してもらえず、アイスを食べるシーンで「沢山アイスが食べられて嬉しかった」とにこやかに撮影の思い出を話した。
廣木監督は今作で死をテーマに扱っているが逆に生きることをしっかりと描くことが出来たとコメント。主演の堀木の印象を尋ねられると凛としているイメージがあり後姿が好きで沢山とったと語った。プロデューサーの丹羽多聞アンドリウは堀北のバスでのシーンがすばらしいと鑑賞を控えた観客にPRした。
静かで、儚く、美しい、初恋の物語 『恋する日曜日 私。恋した』は6月9日公開!!
(Report:Eri Ohono)