昨年の夕張国際ファンタスティック映画祭2006オフシアターコンペティション出品作品『無垢なモノ my simple things』が4月21日、シネマアートン下北沢でレイトショウ初日を迎え、監督、キャストによる舞台挨拶が行なわれた。

これまで幾度となく上映され、多くの支持と感動を呼んだ舞台劇「無垢なもの」の映画化。舞台のオリジナルキャストから未童、小野田良が出演し、確かな演技を披露。俳優を志す人々にとっても価値のある一本である。

筒井勝彦監督:この作品は低予算のインディペンデント映画ということでキャスト・スタッフが、ある力を出して作り出した、熱だけはこもっている作品だと思っています。それが伝わればいいかなと思っています。ごゆっくりとお楽しみください。
小野田良:今までやった舞台の中でもすごく思い入れのある作品だったので、それを今回映画として「まさし」を演じることができて感謝しています。見に来て頂きましてありがとうございます。
観世音榾:本日はご来場頂きましてありがとうございます。何度も舞台で公演した話だったんですが、舞台とは違った楽しみ方をしていただけるかと思いますので、楽しんでください。
佐藤佳子;本日は見に来て頂いてありがとうございます。ごゆっくり楽しんでください。
未童:本日はご来場頂きましてありがとうございます。みなさん、ごゆっくりご覧ください。

上映後には切通理作さんをゲストに迎え、トークショーが開催された。5月4日まで連日ゲストを招いてのイベント・トークショーを開催中。詳しくは劇場またはホームページで。

(Report:M.NIBE)