都内で、主演映画『ラブソングができるまで』の舞台挨拶に英俳優ヒュー・グラントが参加し、ジャパン・プレミアが行われた。
ヒュー・グラントは、『アバウト・ア・ボーイ』、『トゥー・ウィーク・ノーティス』、『ラブ・アクチュアリー』とほぼ主演映画では来日している。今回の舞台挨拶では、女性中心で満員の観客の中、終始、笑顔で答える。
映画の中で踊りと歌を披露しており、歌に関しては、「歌はレッスンを重ねて何とかできた。音をはずしても今はコンピューターで修正できるからね。」とジョークを飛ばし、「問題はダンスだよ。踊りは体で感じるものだから」とコメント。
作品は、80年代のポップスターを演じ、現在46歳とは思えない若々しい演技にも注目、冒頭に登場する26歳のスターを演じた本人は「トップクラスのヘアメイク担当者に依頼したんだ、しかし、どうみても26歳には見えなかったね。」と会場の観客にエピソードを語った。
作品の製作も兼ねる初の共演者であるドリュー・バリモアについては、「彼女は明るくて太陽のような人。何ごとにも前向きな姿勢でポジティブ。僕とは正反対だね」とコメント。
また、「踊りの仕事はもう勘弁だ」と語っているにも関わらず、会場からのラブコールにも応え、一瞬ダンスを披露するというファンサービスも行った。(YAS)