新世代の国民的女優宮崎あおいと韓国一「美しい」といわれるイ・ジュンギが共演している日韓合作映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』の記者会見が4月5日(木)ラフォーレ原宿ミュージアムで行われた。この日登壇したのは、今作品で監督デビューを果たしたハン・サンヒ監督、『ホテルビーナス』で俳優デビューを果たし2006年公開『王の男』では国内で多大なる評価を受け一気にトップスターの座へと躍り出たイ・ジュンギ、今や実力・人気ともに兼ね備えた新世代の国民的女優宮崎あおい。そしてスペシャルゲストとして、今作品の主題歌である「未来〜強い風の午後に生まれたソネット〜」を歌う森山直太朗!!が参加した。会見はわきあいあいとした和やかなムードでおこなわれた。

質疑応答

Q撮影地京都の印象はどうでしたか?
A イ・ジュンギ「新しい感じの土地でした。とても落ち着いた雰囲気で休息を取るのにはいいと感じました。撮影は苦労しましたが、京都の雰囲気もあり集中して役になりきることが出来ました。今度は是非休息しに京都を訪れたいですね。」

Q 今回は日韓合作映画ということもあり言葉の壁があったと思いますコミュニケーションの面ではどうでしたか?
A 宮崎あおい「ジュンギは日本語をよく勉強をしていました。お互いに会話が出来たときは嬉しかったです。韓国語を勉強するのも楽しかったです。」
A イ・ジュンギ「最初はとても心配でしたが次第にお互い仲良くなれました。ラブレターを書くつもりで手紙を書いたりしました。宮崎さんに韓国の歌を教えてあげた時ちょっとイントネーションが違いながらも歌ってくれた姿が可愛らしかったです。彼女の韓国語はすべて可愛らしかったです。」

Q 違う国の人との恋はどう思いますか?
A 宮崎あおい「言葉が違うときは、お互いに顔を見て会話をするから逆に日本語よりも2人の距離が近いと思います。また一生懸命相手を知ろうと努力すると思いますね。」
A イ・ジュンギ「言葉は壁ではないと思います。相手を思う気持ちで通じ合えると思います。電話だと顔が見えないので大変だと思いますが(笑)。」

ここで森山直太朗さん登場!!
Q 森山さんの曲の印象はどうですか?
A ハン監督「彼には仮の映像を送りそれからデモテープをいただきました。ギターと森山さんの歌声がすばらしかったですね。また、撮影中にいただいたので曲からインスピレーションを受けたりもしました。この純粋な映画にぴったりだと思います。」
A イ・ジュンギ「映像にしっかりと音楽が溶け込んでいたと感じました。現場に見合った新しい音楽で感動しました。」
A 宮崎あおい「もともと森山さんの音楽は好きでよく聞いていました。言葉が凄く好きで。聞いた後もI podに入っている森山さんの他のアルバムも聞きたくなりました。」
A 森山直太朗「大変恐縮です(笑)。エンドロールが始まっても帰らないで楽曲が終わるまでいてください。」

(大野恵理)