映像と音楽の新たなカタチを創造する“Cine Musica”(シネムジカ)シリーズで、世間の注目を集めた第一弾、北川景子主演による『チェリーパイ』続いて、多大な支持のもと早くも製作されたのが、第二弾となる本作『東京の嘘』
である。キャストには、本作が本格的な映画出演となる島田雅彦。TVドラマ『3年B組 金八先生』で一躍注目を集めた若手女優、岩田さゆりを迎え、複雑に絡み合う男女が、嘘だらけの東京でひとり抱えこんだやるせない孤独や渇きを鮮明にスクリーンに映し出し現代のリアルなおとぎ話が誕生した!

3月17日(土)横浜、流山での公開に続いて、3月24日(土)シネマート六本木でも公開を迎え、井上春生監督、島田雅彦、岩田さゆり、菊池亜希子ら主要キャストによる舞台挨拶が行われた。

■監督、キャストよりご挨拶。

井上監督:「この映画は、フランス人の映画監督が、日本に来たらどんな作品を撮るんだろう?という思いがきっかけとなってます」

島田:「今回、井上監督から頂いた役は“変態教授”という設定で、等身大の僕とは全く違うタイプでして(笑)演出はほとんどしてくれませんでした!
俳優自体の違和感みたいなものを、映画に映し出すような演出だったのかなと感じました」

岩田:「出来上がった作品を観たら????って感じだったんです!皆さんの感想がすごく気になりますね!」

菊池:「監督は、演技に関しては、全くと言っていい程何の指示もなかったので、事前に自分でよく考えてやってたんですが、途中から考えても仕方ないなと思い始めました(笑)」

■作家である島田さんをキャスティングした理由は?

井上監督:「あるCMで島田さんが、オペラ調にセリフを話していたんです!それを観てこういう遊び方が出来る方なんだ!!と思って決めました!」

■出演を決めた理由は?

島田:「主演というのは、そう何度も出来るものじゃないし誘われるうちが花かな〜と(笑)私の本が、どれだけ寿命があるかは分かりませんが、後世に私が役者として動いている映像が残せて光栄です(笑)」

■キャラクターが自分自身と似ているポイントは?

岩田:「ゆかりという女の子は、やりすぎてしまったり、大人ぶっていたりとか私たちの世代をスゴク捉えてるなあと感じました。そういう部分は素で演じましたね!」

(Izumi Masunaga)