夜の街を裸足で彷徨う美しい女性・・・。ある夜、一人の青年がその美しい女性と出会う事となる。しかし、偶然昼間に見かけた彼女は、夜とは全く別の顔を見せていた。そんな謎めいた彼女に次第に惹かれていく青年。そして危険なアヴァンチュールへ迷いこんでいく事となる・・・。

本作『情痴アヴァンチュール』で、謎の美しい女性ガブリエルを演じた、今最も注目の女優、リュディヴィーヌ・サニエによるQ&Aが会場となった、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。

Q.若い母親を演じる上での役作りについて

「演じる上では、母親役が大変というよりも、夢遊病者という設定の方が難しかったです。夢遊病者について色々な資料を読んだりしましたが、昔は“火あぶりの刑”になってたりもしたそうです。私も、心理学者の方と色々と話をしながら、自分と似ている部分を探しながら演じていきました!」

Q.ラストのシーンは病気が治ったという事なのでしょうか?

「私は、劇中で彼女は色々なものに依存していなければ生きていけない人間なんだと思っています。常にどうどう巡りなんです!でも最後には、その流れを自分で断ち切ったので、正気だったと思います!!」

『8人の女たち』という作品で、歌っていた曲を歌ってくれませんか?とのリクエストに「それは、とても残酷なことですね(笑)もう、覚えてないんです」と答えたものの、少し照れながらも、すぐにワンフレーズ♪程、歌ってくれたサニエ!そんな可愛らしい彼女のファンへのビッグなサービスに大勢の観客は大感動!ますます彼女の魅力に魅せられていた!!

(Izumi Masunaga)