昭和のポップソング選りすぐりの12曲をモチーフに個性豊かな監督たちが大胆に発想し自由な感性で作り上げた”歌謡曲トリビュート映画劇場”がここに開幕する。昭和の時代から75年銀座に音楽を届け続けるキャバレー白いばらで完成披露パーティーが豪華な監督陣、俳優陣によって行われた。

プロデューサー「一昨年5月、宮史郎さんと伊藤咲子さんのショーを観た時から、この作品を作り始めました。ロッキーホラーショーの様に皆さんが歌いながら観て頂ける作品になりました。」

磯村監督(作品は『僕は泣いちっち』):「この中で一番年上という訳では、無いのですが、蛭子さんがいらっしゃいますからね、ただ一番長く映画にかかわっているということで今回代表させて頂きます。そうですね、歌謡曲世代というのは昭和31・32年生まれまででしょうか。今回の監督陣の中で歌謡曲世代は4人だけです。それだけの若い監督たちの作品や歌謡曲世代の監督の作品、それぞれの解釈として楽しく観させて頂きました。」

瀬戸朝香(作品は『東京ラプソディ』):「バスガイドという役で、すごくこだわりのある1954年から着ているという制服を着ました。DVDで着方や手の位置等も勉強しながらとても楽しんでやりました。東京観光も一緒にできて楽しかったです。」

余貴美子(作品は『ざんげの値打ちもない』):「ざんげの値打ちもなく生きてきました、余貴美子です。(笑)」

妻夫木聡(作品は『逢いたくて逢いたくて』):「見終わった後、笑って、ホンワカして、とってもあったかい気持ちになれました。」

(にいざわ あきこ)