’96年に刊行された、あさのあつこ原作『バッテリー』は累計380万部を超える大ベストセラーとなりました。今回、この映画化に挑むのは『陰陽師』シリーズ、『壬生義士伝』など様々な作品を世に送り続けるヒットメーカー・滝田洋二朗監督。主人公・原田巧には3000人のオーディションから選ばれた期待の新星・林遣都。巧とバッテリーを組む永倉豪に山田健太。巧の弟・原田青波に鎗田晟裕。ヒロイン・繭には蓮佛美沙子といった、次世代を担うフレッシュな面々が揃いました。

3月10日(土)の全国公開に先駆け、2月25日(日)に原作者のあさのあつこさんを迎えての講演&主題歌を歌うシンガーソングライターの熊木杏里さんのライブ付き試写会が、東商ホールにて行われ、滝田洋二郎監督始め、林遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子ら主要キャストによる舞台挨拶が行われた。

原作者のあさのあつこさんは、自身の作品が映画化された事について「“バッテリー”は10年以上も前から書き始めていた作品で、原田巧という主人公は自分にとってもかけがえのない存在でしたので、映画化の話を聞いた時は、正直少し戸惑いました。でも実際に出来上がった作品を観るとスクリーンの中に“バッテリー”という世界がしっかり描かれていて驚きました。素晴らしい世界観を創り上げた滝田監督に嫉妬してしまいました」とコメント。

続いて行われた滝田監督、キャストによる舞台挨拶では、主人公・巧を演じた林遣都さんから「今日は、日曜日なのにありがとうございます!今スグにでも皆さんに、感想を聞きたいです!!一生懸命頑張ったので優しい目で見て下さい!!」と主演俳優らしい堂々としたコメント。永倉豪役の山田健太さんは「スゴクイイ映画だと思います。友情と家族愛が詰まってる映画です!!」と元気イッパイに挨拶した。巧の弟・青波役の鎗田晟裕君は「え〜と!最初はスゴク緊張したけど、え〜と!共演者の皆さんも監督も優しかったですっっ」とかなり緊張していた様子だったが、しっかりとコメントした。
ヒロイン役の蓮佛美沙子さんは「演技の面で悩んだりしましたが、共演者の方や監督に助けていただきながら演じました」と挨拶した。

映画の指揮をとった滝田監督は「少年期独特の危うさ、脆さをスクリーンの中で、強く描きたいと思いました。キャストはオーディションで選びましたが新鮮な素晴らしいキャスティングになったと思います!!様々な世代の方に支持していただけるような作品になったと自負しております!!」と出来上がった作品への自信を伺わせた。

最後には、主題歌を歌う熊木杏里さん、吉俣良サウンドプロデューサーによる
「春の風」のライブも行われ、詰め掛けた大勢の観客達は素晴らしい歌声と共に映画の余韻に浸っていた。

(Izumi Masunaga)

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