構想27年、総製作費30億円、4ヶ月にわたりオールモンゴルロケで撮影された日本とモンゴルの合作映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』。
日本映画史上としては『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』の全国408スクリーンを上回る史上最多の444スクリーンで公開されることが決定!また欧州、アジアなど世界60ヵ国での配給も決定した。
2月22日、東京国際フォーラムにてワールド・プレミア試写会が行われ、監督・キャスト総勢13名が登壇した。

オープニングはminkさんが主題歌「Innocent Blue〜地果て海尽きるまで〜」を熱唱した。そして舞台には騎馬兵50人が現れ、中央から出演者たちが登場した。

角川:27年前にチンギス・ハーンの『蒼き狼』を撮ろうと言って時間をかけてきて、昨年一気呵成この映画を作り上げて、今まで67本の映画を作りましたが今回の『蒼き狼』は、自分の中ではもっともエンターテイメントの最高の映画と思っています。

反町:この映画は家族がテーマです。子は親を愛し親は子を愛す。これは当たり前のことです。でもその当たり前のことがどこか忘れかけているような気がします。私たちが生きるという意味、そしてこの時代に生まれて生きてきたことをこの映画を通じてもう一度考えていただければ嬉しく思います。

菊川:この映画に参加できて本当に幸せだなと思いました。この映画を通して自分自身、生きるということや家族の愛、様々な形の愛を学び共感することができました。心を込めて演じました。

若村:私はこの映画で唯一最初から最後まで生きている人間なんですけど、テムジンの母という役をどうなるのかなと日本にいる時は不安がありました。しかしモンゴルの大地に立った時に、この大地から感じる地響きのような沸き上がってくるものが自分の中にあって、全ての人間は母さんから生まれたんだと実感しました。

松山:演じているのは日本人なんですけど、この作品の中に出てくる人たちは皆モンゴル人になっています。あと、イメージは色々あると思いますが素直に観てもらって、何か持って帰っていただけたらなと思います。

Ara:この映画は私の日本でのデビュー作であり、初のスクリーンでもあります。このような大作に出演できて本当に心から光栄に思っています。

袴田:この映画はモンゴルでの4ヶ月間、僕たちのたくさんの想いが込められた映画です。その想いが観ていただいた皆さんに少しでも届いて伝わってくれたら嬉しく思います。

野村:この映画はすごく映画らしい映画で、大スクリーンでいい音に包まれながらぜひ観ていただきたい映画です。もし皆さんにちゃんと自分たちがやったことが伝わっていれば嬉しく思います。

平山:この映画を観て色々なことを感じると思います。騎馬戦の迫力だったり、チンギス・ハーンを中心とした家族や友人との絆、そういうのに感動する方もいると思います。今日感じたことを家に帰って家族や友達にどんどん伝えてください。

松方:この映画は非常に元気のでる映画だと思います。そして雄大な気持ちになれる映画。そして人間というものをもう一度、あるいは自分をもう一度見直せるようなそんな映画だと思います。

−最後に角川さんと反町さんから一言−
角川:私はこの作品に対して全身全霊を込めました。この映画には私自身の人生がたくさん散りばめられています。この映画を観たおつきにはこういう風に一言!「この映画、観なきゃ損よ!」

反町:僕たちが代表としてこの作品の舞台に立たせて会場に披露していますが、僕たちの後ろには千人、二千人、三千人の人たちがいると思ってください。その人たちと汗水たらして作った作品です。今日観終わった後、家族や大事な恋人を誘ってもう一度、3月3日映画館に足を運んでください。「観なきゃ損よ」
と角川さんと同じ一言を言って会場を笑わせ舞台挨拶は終了した。

日本中が魂を震わせ、大ヒットした『男たちの大和/YAMATO』の角川春樹が贈る超大作、『蒼き狼 地果て海尽きるまで』は3月3日全国<超拡大>ロードショー!!

(koya)