2月20日(火)『恋する日曜日 私。恋した』の完成披露記者会見が帝国ホテルで行われました。
恋愛ドラマシリーズ『恋する日曜日』劇場版第2弾は高校3年生で余命3ヶ月のなぎさが初恋の人、聡に会いに行く。しかし、聡は人妻との恋に溺れていて…。静かで儚い、初恋物語です。
主人公なぎさ役に堀北真希、聡役の窪塚俊介、監督には『ヴァイヴレータ』『やわらかい生活』など手がけた廣木隆一、この三人と堀北をデビュー当時から見ている丹羽多聞アンドリウプロデューサーが登壇しました。

丹羽P「堀北に難しい役をやってもらおうと余命3ヶ月で死ぬという役をやってもらいました。」
廣木監督「撮影期間がコンパクトですごく充実していて集中しました。」
堀北「余命3ヶ月ということを周りに隠し、それを常に背負っているのを演じるのは難しかったです。」
窪塚「堀北さんが演じたなぎさ、僕の演じたさとし。人間の心の動きやセンチメンタルなところが描けていると思います。」

Q.堀北さんと窪塚さん、お互いの印象を教えてください。
堀北「私は病気に見えるように塩抜きダイエットとかしたんですけど、窪塚さんは最初から細くてうらやましいと思いました。」
窪塚「…それだけ!?(笑)」
堀北「(笑)長いときは10分くらいずっと一緒にお芝居をすることがあって、最初から息があって楽しくお芝居できました。」
窪塚「堀北さんが監督とコミュニケーションとったり難しい役を頑張っていたり、ものすごく刺激を受けました。撮影は長回しが多かったので、その中で堀北さんに感心したりして僕も学べました。」

Q.堀北さん、もし自分が余命3ヶ月と言われたら何をしますか?
堀北「こういう仕事をしているので、できるだけお仕事をして姿を残せたらいいなと思います。」

Q.窪塚さん、人妻に恋したらどうしますか?
窪塚「難しい質問ですね。(笑)好きになった相手がたまたま人妻だったとして…気持ちは素直に。戸籍上とかのしがらみはそれなりに対処して行くんじゃないでしょうか。」

あえて、主人公が泣くシーンを出さないことによってせつなさが表現されているこの作品。
6月9日(土)新宿トーア他全国順次ロードショーです。

(hiromi kato)