2月10日(土)シネマート六本木にて『長州ファイブ』の初日舞台挨拶が行われ、五十嵐匠監督、松田龍平、山下徹大、北村有起哉、三浦アキフミ、前田倫良ら主要キャストが勢ぞろいし、豪華な舞台挨拶が行われた。

【俺達は、生きたる機械(きけえー)となって長州へ戻るんじゃ!】

幕末の混乱期、日本の未来の為に、命懸けで海を渡った男達がいた!!
彼らこそ後に『長州ファイブ』と呼ばれ、日本の歴史に大きな功績を刻む事となる、山尾庸三、井上勝、井上馨、伊藤博文、遠藤謹助ら5人の志士達である。

Q.役作りについて
松田:サムライの格好は、形から入れるんですが、洋服を着ている時でもサムライとしての説得力をもたせるのが大変でした。

Q.撮影で辛かったことは?
山下:寒い時期の撮影で、日本での撮影も寒かったんですが、ルーマニアは寒さのケタが違いました(笑)

Q.本作は、山口県萩市や下関市に加えルーマニア、ロンドンでも撮影が行われたが、海外での撮影はどうだったか?

北村:食事が充実してました(笑)日本と外国のスタッフ達が、一緒に働く姿を観て凄く素敵だなあと感じました。

監督から一言
五十嵐監督:私は、偉くなってからの人物像には興味がなくて、今から登りつめる人や、落ちていくような人に興味があるんです。「考えてから行動するのではなく、行動してから考えろ!!」と自分の中でも言い聞かせながら撮ってました。

この舞台挨拶には、安倍首相夫人、昭恵さんより、
「日本の現代を築いた長州ファイブの方々の偉大なご功績とご苦労を偲び、これが【美しい国・日本】の創造に連動いたしてまいることをご期待申し上げます」とのお祝いのコメントも届けられた。

また、“長州ファイブJr”に扮した子供達も登場し、未来を担う子供たちへ松田さんからエールが送られた!!

『地雷を踏んだらサヨウナラ』『アダン』などで、実在の人物を力強く描き出す事で知られる、五十嵐監督が「今のこの時代だから伝えたい!長州ファイブの生き様をぶつけてみたかった!!」との想いを込めた本作で、今を生きる我々への『長州ファイブ』からの熱いメッセージを受け取ってみてはいかがでしょう!!

(Izumi Masunaga)