日本経済を救うべく、バブル崩壊を食い止めにバブル期へタイムスリップしていく『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』が、2月10日公開初日を迎え舞台挨拶が行われた。

 阿部寛、広末涼子をはじめとした出演者達はそれぞれバブルに関するこの映画の思い出について語った。
 「バブル期にモデルとして勢いでこの世界に入って、バブルが崩壊してある事情から大きな損失を出してしまいまして(笑)。バブルでは僕も苦労した方だったので、かなり思いいれのある作品でした(笑)」(阿部寛)
 「この脚本を頂いて読んだときに、日本を明るく楽しくする本だなと思いました。バブル時代の事は私は詳しくは知りませんが、ディスコのシーンなどは圧倒されました」(広末涼子)
 
 広末涼子と共演できたことに喜ぶ劇団ひとりは「広末さんには世界で一番かわいいってずっと言ってたんです。広末さんはそれを否定するんですけど、僕はこれまでいろんな可愛いものを見てきました。それは女の人だけではなくて、イルカやリスも含めて世界一なんです(笑)」と会場を爆笑させた。

 
 最後にバブル時代の自分に一言告げることができたら?という質問に、劇団ひとりが「あの頃は受験勉強に燃えてましたねぇ。”無駄だっ!!”って言います」と再び会場を爆笑に包んで舞台挨拶を終えた。
(林田健二)