イ・ビョンホンの最新作、『夏物語』のジャパンプレミアが東京厚生年金会館にて行われた。舞台挨拶にはイ・ビョンホンとヒロインを演じたスエ、さらに監督を務めたチョ・グンシク監督が登場した!

舞台挨拶が始まるとスモークが焚かれ、夏の薄霧のかかる朝の景色のような舞台に主演の2人が登場!会場からは歓喜の声が上がった。そして、監督も登場!
 
Q:イ・ビョンホンさんはなぜこの作品を選んだのですか?
A:いろんな素晴らしい作品がありますが、私は主観を大切に作品は選びます。この作品は脚本を読んだ時点で私の心を打ちました。過去へ遡るこの物語は淡いノスタルジーを起こさせ、人の心を惹きつけるからです。

Q:スエさんを推薦したとのことですがその理由は?
A:ラブストーリーなので私にも誰がいいか聞かれたのですが、脚本を読んで事前に頭に浮かんだのがスエさんでした。

Q:スエさんはビョンホンさんと共演してどんな感想をお持ちですか?
A:女優になった時から共演したいと思っていましたので光栄です。推薦してもらった事は負担ではありますが光栄な事です。

Q:スエさんをどのように感じましたか?
A:初め口数が少なく内向的な方だと思ったのですが、カメラの前に出ると変わりますね。エネルギーを持った女優さんだと思います。

Q:この映画では男の淡い思い出が描かれていますが、ビョンホンさんの最高の夏の思い出は?
A:確かに今まで思い出はたくさんありますが、去年の夏がやはり忘れがたい夏ですね。ちょうどこの映画を田舎で撮っていたのですが、この映画の経験は僕にとってかけがえのないものです。
 
ここで日本版のエンディング曲を歌った藤井フミヤが登場!そしてその『大切な人へ』を熱唱した。
藤井:お2人とは今日初めてお会いしたのですが、スエさんがやっぱり印象的ですね。かわいかったです。目を閉じて音楽を聴くシーンで僕も主人公同様彼女を好きになりました(笑)。

Q:ビョンホンさんは藤井さんとはじめてお会いしていかがですか?
A:若い頃藤井さんの音楽を聴いていたので思い出深いですね。以前と歌の印象が変わるかなと思ったんですが、以前のままで素晴らしかったですね。

Q:藤井さんはエンディングテーマになってどうですか?
A:意外と映画の内容とぴったり合っていたので嬉しいです。映画の回想が思い浮かぶ感じがしますね。

(監督):この歌は悲しくも美しいという映画の内容と聴くたびに深みが増す歌だと思います。

(oki)