聴力を失った天才ミュージシャン・フランキー・ワイルドの挫折と再生を描いた『フランキー・ワイルドの素晴らしき世界』が、12月23日、渋谷シネアミューズにて公開初日を迎え、特別ゲストとして、ジャガー横田夫妻がトークショーを行った。

来年3月には、プロレス復帰を予定しているジャガー横田。彼女にとってのプロレスは、フランキー・ワイルドにとってのクラブと通じるものがあると言う。「大勢の前でプレイをする、それって自分が盛り上げるつもりがファンに盛り上げてもらってるんです。お互い向上しあって一体化してる。いつも、のせてもらってるんだなってよく思うんです。」

ミュージシャンにとって致命的とも言える聴力を失い、失意の中で生きるフランキー・ワイルドと、それを支える女性ペネロペの関係は、ジャガー横田夫妻にも共感する部分があると言う。先日、無事ハワイでの出産を終えたジャガー横田だが、出産前は国際電話の料金が1ヶ月半で20万にも上ったとか。最近は、夫の存在の大きさをかみ締めているようだった。「いつもテレビとかで支えられていないとか言ってますけど、現に言葉では支えられていないと思うときも多いです。でも、今いろんなことを経て思うのは、この人は無言のまま養ってくれたなって。それは言葉でもなく、行動でもなく、でも言葉であり、行動もある。それをこの人は自然にやってきてくれたんです。この映画でもそれが描かれている。何か困難に出合ったとき、それに立ち向かえる元気が出る前をどう乗り越えていくか。それを教えてくれる映画でした」(ジャガー横田)

(林田健二)

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