12月16日(土)公開のウォルト・ディズニー最新作『ライアンを探せ!』のジャパン・プレミアが12月10日(日)丸ビルホールにて行なわれた。【親子の絆】がテーマになっている本作品。ぜひ親子一緒に映画を観てもらいたい、ということで特別に招待された300名の家族連れが集まった。

クリスマス直前ということもあり、この日は集まったお客さんへディズニーからサプライズプレゼントが用意されていた。開演時間になり、クリスマスツリーの明かりを残し照明がおとされた壇上に、照明が戻ると、突然舞台にゴスペラーズが登場!この映画のイメージソングである「Prisoner of love」を生歌で披露。
何も知らされていなかった観客たちは驚きと喜びの声で一時騒然となった。が、ゴスペラーズの美しいハーモニーが場内に響き渡ると、一様に真剣に耳を傾けていた。この「Prisoner of love」は「無償の愛」をテーマとしており、『ライアンを探せ!』のテーマである「親子の愛」と共通する部分が多い、という理由からイメージソングに起用されている。
メンバーの村上さんは「親子の愛っていうのは、一番の純愛だと思うんです。」と話し、もうひとりのメンバーの安岡さんは「この映画は大人が観ても心にしみ入るような台詞がたくさんある。ぜひお父さん、お母さんにも楽しんで頂きたいです。大学生の頃から、よくディズニー映画の歌を歌っていました。ディスニー映画に自分たちの曲が仲間入り出来てとても嬉しい』と話した。

続いて登場したのは、日本語版吹替えでスパイのカメレオン役を演じたオリエンタルラジオのふたり。ジャパン・プレミアという晴れ舞台のため、普段はカジュアルなふたりだがこの日はタキシード姿で登場。大人気のお笑いコンビの登場だけに、会場の子どもたちは大喜び!中田さんは「タキシードは僕にとっては私服です」とセレブ姿をアピール。MCから「声優に挑戦してみていかがでしたか?」と言う質問に、藤森さんは「とてもやりがいがありました。今日観て頂いた方は、1日にお友達3人に薦めて下さい。1週間後には100万人の人たちに作品の素晴らしさを伝える事になります」と熱く語り、中田さんも「1日17回ほどディズニー本社に僕達の声優の上手さを連絡して下さい。そうすれば次の仕事につながります。」と自分たちの仕事ぶりを徹底的にアピールし、会場を沸かせた。

この日実は、『ライアンを探せ!』の宣伝隊長でもある、佐藤弘道さん(ひろみちお兄さんとして主婦から絶大な人気を誇る)も9歳のお子さん(文哉くん)を連れて来場。すでに映画を観て『ライアンを探せ!』のストーリーにおおいに共感したという、ひろみちお兄さんは、息子と一緒にぜひ観たい!ということで、この日は2度目の鑑賞であった。