12月2日、『イヌゴエ 幸せの肉球』が初日を迎え、フレンチブルドッグの主役犬ペス、中村麻美さん、大下源一郎さん、横井健司監督による舞台挨拶が、渋谷シネ・ラ・セットにて行なわれた。

上映終了後の舞台挨拶に大きな拍手で迎えられ、中村麻美さんに抱かれてペスが登場!今日のペスは中村さんの腕の中が心地良いからか、度重なる映画のPR活動による疲れのせいなのか、時折ウトウトしながら、無邪気な表情で観客を和ませていた。
阿部力さん演じる凌の彼女・涼子かつ、ペスの声を演じた中村さんは、イヌゴエについて「ペスの動きに合わせてセリフを発するのが難しかったのと、微妙なニュアンスの岐阜弁をしゃべるのが難しかったですね。アテレコは全部で三日間ほどかかりましたね。それも完成披露試写の前日まで声を入れていました。」と話した。
前回は遠藤憲一さんの毒舌キャラのイヌゴエだったが、どうして今回は女性にしたのか?横井監督は「女性の声でイヌゴエを出してみようと言うのが企画当初からあって、彼女の声でいろいろ愚痴とか言われると彼氏はつらいんじゃないかなと思って。涼子というのは年上で気の強い性格で、凌を支えられて、大きく包んで許してあげられる性格を持っている。ぼくも実生活的にそういうことがありまして、そういうことを書かせていただいたんですけど。」
ペスは撮影時、四ヶ月半、人間でいうと赤ん坊に近い状態で撮影は大変だったようだ。「まだしつけが教えられる状態じゃなかったので、ペットショップで売られている設定ということで子犬にしたのですが、幼い分、現場ではいうことを聞かせられなくて、でも予期しなかったことがうまく映像に盛り込まれていて、無邪気で天真爛漫なペスが動き回る姿は予想しなかったものなので良かったです。(横井監督)」
残念ながら今日は来場できなかった主演の阿部力さんについて、大下さんは、「阿部くんはものすごくナチュラルな演技をする方で、相手役としてもやりやすくて素晴らしい役者さんだと思いました」。横井監督は、「阿部くんと仕事をするのは初めてで、最初キャストとして声が上がってきたときに、こんなカッコいい奴がこんなだらしない役ができるのかと思ったんですが、本人にも優柔不断な部分があって、通常一般人と同じように思い悩んでいるというのが話していてぴったりリンクしたんで、今回は阿部君でいけるなと思って。」と話した。

最後に横井監督は「幸せの肉球でタイトルにもなっていますけど肉球ってプクっとしていてちょっとだけ触った瞬間に幸せになれる。でもペスの肉球だけじゃなくて、人の手も触ると気持ちよくなったりするので、大事な人に触って気持ちよくなってもらえるといいと思います。」とメッセージを送った。

今なら劇中に出てくる「ミルフィーユビーフ味噌カツ」や「イヌゴエ幸せの肉球ココア(299円)を味わうことができます。またイヌゴエ写真パネル展も開催中!詳しくは公式HPで!
(M.NIBE)

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