11月30日木曜日新宿ミラノ1にて『007/カジノ・ロワイヤル』前夜祭が行われました。

映画の主役でもある六代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ(以下ダニエル)が舞台挨拶するとの事で観客も興奮を隠せず落ち着かない様子です。

司会者の紹介で舞台に現れたのは映画評論家のおすぎ。
「ただダニエルさんに会いたくて来たのよ!」と観客同様、やはり興奮気味。
そしておすぎの紹介と同時に銃声が鳴り、拍手と歓喜の中お待ちかねのダニエル・クレイグが劇場の扉から登場しました。
ダニエルは観客が握手を求めると紳士的に答えながら舞台に上がり、劇場の観客に日本語で「はじめまして」と挨拶をしました。

ダニエル「東京に来るのは僕の夢だった。四日間の滞在ですが、ありとあらゆることをしてみたいです。」
おすぎ「ジェームズ・ボンドを演じると思っていましたか?」
ダニエル「幼い頃はやってみたいと思っていましたが、俳優になってからは夢にも思っていませんでした。」
おすぎ「演じてみて何か変わりましたか?」
ダニエル「ものすごく体を使う役は初めてで、とてもフィットになってヘルシーになりました。アクションがすばらしいのはもちろんなのですが、この映画はストーリーがすばらしい。(ボンドガール役の)エヴァグリーンも。」と尽くした映画の魅力を語りました。
おすぎも駆けつけエリザベス女王陛下も現れたロンドンで行われたワールドプレミアの印象を聞かれると「あんなにいいプレミアはなかった。ちょっと緊張しました。」と感動した様子。

ダニエルが観客におじぎをしてトークショーが終了し、花束贈呈のため舞台に現れた吉川ひなのは右ほほに軽くキスする挨拶をしました。
吉川ひなの(以下ひなの)が「私実は最初ボンドはおじさんぽいのかと思っていました。でも全然そんなことなくて、とてもセクシーでかっこよくて。」とべた褒めすると、ダニエルは照れを隠すように数歩後ろに下がるリアクションを返しました。
「アクションもすごかったけれど恋がせつなくてところどころ泣きました。女の人におすすめします。」とストーリーの出来映えを絶賛。
最後にダニエルへの個人的な感想を聞かれるとひなのがダニエルを見つめながら「ブルーの瞳とまなざしが…」。
心拍数があがったのか声が大きくふるわせ、微笑み合いました。

シリーズ最高傑作と謡われ、全米初日興行成績第1位、英国でシリーズNo.1の成績で週末成績第1位と海外で爆発的なヒットを記録しています。
日本でもついに12月1日ロードショーです!

(hiromi kato)