東京国際映画祭で、特別バージョン(全10話中、9本を上映)が上映され、最後の1話(第三夜)がクランクイン、都内で撮影開始した。
本作は、来春公開予定で、今年の東京国際シネシティ フェスティバルのデジPOPコンペティションで招待上映が決定している清水崇監督の『ユメ十夜』第三夜。
撮影シーンは、入水自殺する場面で、撮影終了した香椎由宇さんに夏目漱石役の堀部圭亮さんも現場に訪れて花束をプレゼント。自分の撮影シーンを撮り終えた香椎さんは「40歳で6児の母なんて撮影ギリギリまで知らなくって驚いています。母親役は演じたことがあるのですが、6児だなんて初めてです。10代の私が40歳ですよ。」と戸惑いながらも体当たりの演技で挑んだそうです。
清水監督は「とてもやりたかった企画でしたが、アメリカでの映画撮影があって、1年の延びてしまいました。原作は、アメリカにいたときに書籍を読ませて頂きました。」とコメント。撮影では「2ヶ月前に子供が生まれて父親になったので、撮影で子供とのシーンはとてもやりやすかったです。」と語ってくれました。
また、夢物語を描いた本作で、“夢”について香椎さんは「現場に入るとスタッフにいじめられる夢を必ず見るんですよ。相手は誰だか分からないですが…」と清水監督と見て笑ってコメント。
これで全10話がクランクアップし、この第三夜がシネフェスでいち早く上映されます。

東京国際シネシティ フェスティバル
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