第19回東京国際映画祭にて、10月27日、『敬愛なるベートーヴェン』が上映され、アニエスカ・ホランド監督が舞台挨拶を行った。

この作品が日本で上映されることについて「第九が日本でクリスマスキャロルのような存在だと聞いたので、みなさんにとって素晴らしいフィルムになると思います。」と語り、クラシックという、趣味がわかれるジャンルの音楽を扱った作品としては「クラシックになじみがなくても楽しめるし、クラシック好きの人も新しい視点を得られるはずです。」と語った。

今回、ベートーヴェンを演じたのはエド・ハリス。監督は、彼の俳優としての努力と才能に驚きを隠さなかった。
「エドは譜面を見ずに、あの第九を完璧に演奏、指揮できるようになっていました。オーケストラの撮影の時には本当の指揮者が指揮をしていたんですが、それを観て、自分がやれなかったことに嫉妬までしていたのです。」
(林田健二)