とびっきりかわいい子ブタがあなたに贈る、最高にあったかいクリスマスプレゼント『シャーロットのおくりもの』。
全世界の子供達に読み継がれているE.B.ホワイトの不朽の名作が2006年、映画として生まれました。”生と死”を児童文学の世界に初めて取り上げたと言われている原作がそうだったように、映画版『シャーロットのおくりもの』も世界中の人々に温かな気持ちを思い出させてくれる名作になりました。

ある夜、牧場娘のファーンは一匹の子ブタの命を助けた。その夜生まれた11匹のうちでも一番小さなその子ブタは、母親のお乳がもらえないが為にその命を奪われるところだったのだ。ファ—ンは子ブタにウィルバーと名づけて育てるが、やがて彼は別の農場に預けられることになってしまう。新しい暮らし始めたウィルバーにはクモのシャーロットという友達ができるのだが、”春に生まれて、冬を越せないブタ”という恐ろしい噂を聞いてしまう…。

オリジナル版ではジュリア・ロバーツやダコタ・ファニング、ロバート・レッドフォードなどの豪華俳優陣が声を吹きこんでいる本作。日本語吹替え版にも彼らに劣らない実力派俳優が揃い!小さな勇気を持つ少女ファーン(ダコタ・ファニング)にはドラマや映画などの活躍が記憶に新しい福田麻由子さん、奇跡を起こすクモのシャーロット(ジュリア・ロバーツ)には女優・鶴田真由さん、そして食いしん坊で自分勝手なネズミのテンプルトン(スティーブ・ブシェミ)を山寺宏一さんが演じている。その他ヒロミさんと松本伊代さんがおしどり夫婦のガチョウを演じ、愉快なカラスを千原兄弟が、おおらかな牛をコメンテイターとしても有名なLiLiCoさんが、馬のアイク(ロバート・レッドフォード)と物語を進めてくれるナレーションを高橋英樹さんが演じている。

「ジュリア・ロバーツさんの声は落ち着いていて愛のこもった力強いものだったので、そういった温かさや強さを出せるように模索中です。キャラがそれぞれすごくしっかりしていて愛らしいんですよ。人のぬくもりにジーンとさせられて、無邪気に笑みがこぼれる映画ですね。奇跡というのは誰かを純粋に想う気持ちが引き起こすんだと思います。」とシャーロット役の鶴田さん。

「クモとブタでまさか泣けるとは思わなかった!」と話す、声優界の第一人者・山寺さんは「心惹かれる部分がいっぱいあります。人に優しいことの素晴らしさや、友情や命の大切さといった今の日本の子供達に伝えたいことがたくさん詰まっていて、全部が愛しく思えます。信じなければ、きっと奇跡は起きないんです。」と語った。

また、「すごくあったかいお話です。観た時は泣いちゃったんですけど、それは悲しいからじゃなくて、友達っていいなと思ったからでした。子供から大人までたくさんの人に観てもらいたいですね。」と話してくれたのは福田さん。虫が苦手だったそうだが、映画を観た後はクモに優しくなったのだそう。

会見の後半にはミニチュアのレッドカーペットには子ブタのウィルバー君が登場!数々の来日スターが訪れる会見場で史上初とも言える演出で、そのかわいらしい姿をマスコミの前で披露。2週間のトレーニングをこなしたウィルバー君はレッドカーッペットをスター顔負けに歩き、福田さんに抱かれると嘘のように静かになって驚かせた。まるで映画の中のファーンとウィルバーのように仲が良い2人の嬉しそうな笑顔が会場を温かくした会見でした。

千原兄弟が「おくりものにビックリですよ!!」と断言する『シャーロットのおくりもの』。
どこにでもあるような田舎町で起こった、何よりも素敵な奇跡がここにあります。
(umemoto)