スノーボード撮影を担当した澁谷祐仁が所属するRED’EYES FILMが2年以上に渡り、世界で活躍する日本のプロスノーボーダーたちに完全密着!

ボーダーたちが生きる世界や彼らのプライベートも織り交ぜ完成した日本初のスノーボード・ドキュメンタリー・ムービー『bd−SNOWBOARD RULERZ−』がとうとう公開。
ボーダーとフィルマー(ボーターの撮影を専門に行う人)が作り上げた映像に、さらにスピード感の増す音が加わり、もうどんな映画も『bd』の疾走に追いつくことはできない!!

今年のトリノオリンピックに出場した中井孝治さんは「オリンピック前に、みんなでワールドカップを回ってるところを見てほしいです。」と、先早に見所について話してくれた。この映画の中では、ボーダーたちが普段見せない真剣に話し込む様子や、コースを滑る前の様子などかなりプライベードに迫るシーンも多い。そう言った場面だけでも見所は言葉にできないほどたくさんある。スノーボーダーとして生きる彼らの姿はいつもまっすぐで観る人の心を打つだろう。

弱冠18歳で中井選手とともにトリノオリンピックに出場した國母和宏さんは、「普段わからない僕たちの動きをわかってもらって、実はすごく辛い思いをしたりしてるところを観てもらえれば嬉しい。」と、一回り違う先輩に囲まれつつも、堂々としたコメントを残した。
『bd』は、技を決めたり、優勝したりと興奮するシーンが盛り込まれているのはもちろんだが、選手たちが苦悩する姿も数多く登場する。そう言った普段触れることのできない部分が見えることで、彼らがより身近な存在として感じられる作品だ。

撮影を担当した澁谷祐仁監督は、「僕らが撮影をしているところを撮っているところもあるので、違う動きを楽しんでもらえると思います。僕らの他の作品も併せて観てもらえるとより楽しんでもらえると思います。」と、話す。日本ではまだまだ知られていないスノーボード・ドキュメンタリー・ムービーがこの映画を発端に広がり、親しまれていく将来は近い。
今回登壇したメンバーでも、中井孝治さんを中心に集まった“SAMURAI7”も映像制作に取り組んでおり、彼らの雄姿が私たちの目に飛び込んでくることも多くなるだろう。なにより彼らが体現していることは、「スノーボードをもっと好きになってもらいたい!」ということ。

『bd』には、好きなことをしている彼らの姿は何にも負けない輝きがある。その後自分を振り返ってみれば、自分の中で何かが変わりだす音がするかもしれない。
もしくは彼らのようにこの冬スノーボードに明け暮れるのもいいかも!?

(ハヤシ カナコ)