この秋、あなたを元気にしてくれる映画『プラダを着た悪魔』がハリウッドからやってくる!

『プラダを着た悪魔』は元ヴォーグ誌の編集アシスタント、ローレン・ワイズバーガーが書いたベストセラー小説を元に製作された映画。原作は瞬く間に多くの女性の共感と支持を受けたが、本作にもまた同様の現象が起こっている。アメリカでは『スーパーマン リターンズ』の約半数のスクリーンでの上映だったにも関わらず、なんと興収第2位を記録したのだ!
世界中に社会現象を巻き起こしている本作のヒットの秘密は、煌びやかな世界を舞台に次々と登場する有名ブランドのオシャレな洋服たちと、誰もが共感できるストーリーだ。

主人公・アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリストを目指す、オシャレに興味のない女の子。そんな彼女が夢の仕事へのステップアップとして選んだ仕事は、世界中の女性が憧れる一流ファッション誌”RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタント。しかしそこは悪魔的に厳しい世界だった・・・。この物語は理想と現実のギャップに悩みながら、それでも前向きに頑張るアンディの成長物語。

そんな『プラダを着た悪魔』の主演アン・ハサウェイが来日し、ファッションショー付きの記者会見が行なわれた。次々と登場するモデルたちの最後に現れたのは、本作の日本版ポスターで美しい足を披露している押切もえさん。「アンディが困難を乗り越えながら成長する姿に共感しました。この映画はまるでファション誌をめくっているような映画で、モデルとしてこの映画に携われたことがとても嬉しいです!」と語った。

押切さんのトーク後颯爽とした足取りで登場したアンは会場の前でつまずくパフォーマンスを見せ、ポスト・ジュリア・ロバーツ的な魅力を振りまいた。
「メリル・ストリープと共演することができて夢が叶ったと思ったわ。彼女と私のベストにはとてつもない差があるのを感じたけど、私はとにかく現場でベストを尽くすようにしてたの。それにメリルは俳優として大事なことを教えてくれたわ。この映画にはオシャレな衣裳がたくさん出てるから羨ましがられるけど、正直疲れた!(笑)オシャレでいることがどんなに大変なのかわかったわ。」
『プリティ・プリンセス』シリーズに引き続いて、素敵な女性に成長していくという映画への出演だったアン。「私は今、夢に描いてる人生を送ってるの。だから今の自分に満足しています。これからも成長していって、自分が思い描くような女性になりたいな。」と笑顔を見せた。
また、仕事やプライベートで悩む女性を等身大に、誰もが愛せるキャラクターとしてアンディを演じたことに関しては「アンドレアの葛藤や正直な部分、ナイーブな世界観に惹かれたの。あの年頃は現実といかに折り合いをつけて生きていくかを考える時期だけど、それを体現している彼女を演じることができて嬉しかったわ。演じていた時は誰からも共感が得られることを意識したの。観客は彼女の目を通して映画の世界を経験するんだから、主人公になったように感じて欲しかった。あとはメリルの名演技に対抗するのが難しかった!(笑)より魅力的に見えるように努力したの。」

今を頑張る勇気をくれる『プラダを着た悪魔』。この映画を観れば、きっと誰もが元気になる!

(umemoto)