2年以上にわたり、日本のスノーボード・シーンを創っているスノーボーダーたちを完全密着。世界中で行われるコンテスト、命懸けのライディング、仲間たちとの生活など、ライダーとしての姿をそのまま描き出した新感覚ドキュメンタリームービー『bd』の完成披露試写会が、9月20日スペースFS汐留にて行われた。

500時間にも及ぶテープを編集した作品とのことで、小林光章監督は「素材が膨大すぎて、紛失してしまうのではと心配しでした。(笑)」気をつけたことについては「命懸けで技を披露するシーンでは、あえてナレーションを入れませんでした。命懸けであることは、見ていただければ分かると思います。」と話した。
命懸けのパフォーマンスに「正直恐いと感じますが、そこはプロとして、意を決して臨みます」と笠原。また、吉野は「技が決まった瞬間は、本当に気持ちいいです。出来ることならずっと撮っていて欲しいと思っていました。本当の自分達は、映画だけでは伝えきることは出来ないと思いますが、映画を観て、スノーボードの格好良さが伝わればと思います。」と語った。
オープニングテーマを担当し、スノボからは刺激を受けているというKM—MARKITは「スノボが好きなので、音楽のイメージはしやすかったです。バッチリなものに仕上がっているので、楽しんで欲しいです」と自身も楽しんで曲作りに取り組んだ様子を伺わせた。