大人気を博したアニメ『地獄少女』。深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に、晴らせぬ恨みを書き込むと地獄少女が現れて、その恨みを晴らしてくれる。その第2シリーズ『地獄少女 二籠(ふたこもり)』が10月からTOKYO MXにて放送される。その製作発表が9/15日に都内で行なわれた。

オープニング曲『NightmaRe』を歌うSNoWのライブから始まったこの会見。原案者のわたなべひろしはこの『地獄少女』という作品について、
「元々これを考えついたのは私自身が不条理な事件に巻き込まれた時に、自分が感じた激しい怒りのエネルギーをプラスの方向に変えたかったことがきっかけです。」
と話した。

会見にはアニメの声優たち4人が参加し、それに加えてナレーションを務める小倉久寛も参加した。
「主人公の少女は衝撃的でしたね。『いっぺん死んでみる?」っていうセリフが大好きでね。消え入りそうな、感情のない透明な感じで、ものすごい悪いやつに言うのはすっきりしますね。」

この会見では、アニメの製作発表のほかにもうひとつ重要な発表があった。それは『地獄少女』実写版ドラマが放送されるというもの。主演の岩田さゆり、一目連役の加藤和樹に加えて、ドラマ版ではナレーションではなく輪入道を演じる小倉久寛が再び挨拶をおこなった。

ドラマは11月より毎週土曜25:20〜25:50の放送。これを機に、『地獄少女』の面白さを体感してみてはいかがだろうか。
(林田健二)