韓国歴代NO.1ラヴコメディー『家門の危機』。11月の公開を前に9/15、都内にて主演のシン・ヒョンジュンによる舞台挨拶と試写会が行なわれた。

ファンの前に姿を現したシン・ヒョンジュンは、見た目どおりダンディーな挨拶を終えた途端、MCの質問そっちのけで一人の観客を見て驚いている様子。実はそのファンは前回のファン・ミーティングのときも参加してくれていたおばあさん。その時は体の具合があまりよくなかったのだとか。そのおばあさんがこの日も参加してくれたことに心から感動し、おばあさんの健康を心から喜んでいた。

しかし、映画の話になると今までのダンディーな雰囲気とは180度変わって、なんともひょうきんな姿を見せてくれた。映画がコメディということで、ダンディなシン・ヒョンジュンがここまでやっていいのかと思ってしまうほどの演技について光語った。
「今までのイメージが嘘をついていました(笑)今までの作品の中でも今回の役柄は普段の私にとても近くて、ピッタリの服を着ているような感覚でした。」

そんな彼が一番苦労したことは、コメディ映画特有のアドリブの嵐である。
「コメディ映画はアドリブが大変重要になってくるんですが、他の俳優の方たちのたくさんのアドリブに対して、いかに笑いをこらえるかということが一番大変でした(笑)」

映画は、笑いながらも大切なメッセージをくれる作品。そのことについて彼は「男女の愛、家族愛のヒューマンコメディです。途中でトイレに立っても内容のわかるようなわかりやすい映画ですので(笑)、ぜひ楽しんで下さい」と語り、終始笑いっぱなしの舞台挨拶を終えた。
(林田健二)