2006年9月13日、オリベホールにて“ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド共同プロジェクト”記者発表会が行われた。荒木飛呂彦氏の執筆25周年を記念して発足した特別プロジェクトは、2006年10月から2007年3月にかけてゲームソフト発売、映画公開など多岐に渡って展開してゆく。
1987年「週刊少年ジャンプ」で連載開始以来、熱狂的なファンを生み出している「ジョジョの奇妙な冒険」。現在は「第7部」にあたる「STELL BALL RUN」がウルトラジャンプにて連載されている。

映画監督を務めるのは、自らも『ジョジョの奇妙な冒険』の大ファンだという羽山淳一氏。音響効果については「ジョジョに関する音は「自分たち程ジョジョの音楽を理解している人はいない」と自負するスカイウォーカーランチが担当しているという。映画制作について「90分に収めるのが苦労しましたが、良い出来になっています。僕自身も原作のファンなので、ファンが納得するように大切に作って行きたいです」と語った。
ゲーム、映画とDIOの声を演じる緑川光は、ゲームのアフレコについて、監督がOKでも、自身が納得しなかった場面では録り直したり、戦闘シーンでは喉の奥に血を感じる程熱演している様子。「それ位やらなければ彼の生きた道を表現できないと思います。たくさんの熱い思いがこもったゲームになっていると思うので、多くの人にプレイしてもらえればと思います」映画についても「頑張りたいです」と話した。
また、コンビ名が漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるキャラクターに由来するほど大ファンというスピードワゴンも登場。特に小沢はジョジョの大ファンとのことで、原作者の荒木飛呂彦氏を目の前にして、「あとでサイン下さい」など感激している様子をみせた。
漫画執筆25周年を迎えた原作者の荒木飛呂彦氏は、ジョジョについて「20年前の漫画が映画化されるとは思っていませんでした。自分の子供を嫁に出すような気分です。(笑)作品を支持してくているファンの方々に感謝しています。」と語った。
(t,suzuki)