2000年の衝撃作『ファイナル・デスティネーション』に始まり、『デッド・コースター』でも多くの人間を恐怖のどん底へと突き落としてきたFDシリーズ。シリーズ最終章にして最高傑作の『ファイナル・デッドコースター』が遂に日本での公開を迎え、シネマGAGA!で全3作がオールナイトとして一挙に上映された。
これまでに”死の運命”が始まったキッカケは飛行機事故、ハイウェイ衝突事故。そんなFDシリーズがラストを飾る舞台はなんとアミューズメント・パークのジェット・コースター。本作はファンの期待に応える、観る者に与えるドキドキ感と恐怖が前2作をはるかに上回る作品に仕上がっている。

この夜はピエール瀧さんと塩田時敏さんをゲストに迎えたスペシャルトーク&スライドショー”死に様博覧会”が上映された。すがすがしい程の死にっぷりが見事だと言う2人はFDシリーズでの衝撃シーンに突っ込みを入れながら会場を沸かせた。本作の監督は1作目『ファイナル・デスティネーション』のジェームズ・ウォン監督。無駄な部分を一切省き、息をもつかせない作品を完成させることで、1作目の衝撃を再び甦らせた。

見事というしかない『ファイナル・デッドコースター』で本物のスリルを味わってみては?

(umemoto)