10月28日より公開となる『トンマッコルへようこそ』。韓国では800万人(国民の1/6)を動員する大ヒットを記録し、大韓民国映画大賞では6部門を独占した話題作。日本公開に先がけ試写会がイイノーホールにて行われ、この映画のPRのため来日中のパク・クァンヒョン監督、出演者のシン・ハギョン、チェン・ジェヨン、カン・ヘジョンが駆けつけた。

観客の大きな声援と拍手に迎えられて登壇したゲストは、口々に「温かく迎えてもらってうれしい」と笑顔をみせた。チェン・ジェヨンは「ここにいらしている皆さん、可愛いですね!!」と圧倒的に女性が多い会場にリップサービス!カン・ヘジョンは「映画が公開した後もずっとこうであってほしい」と映画大ヒットを祈った。

韓国でヒットした要因・魅力について、パク・クァンヒョン監督は、「戦争をテーマにした作品はいくつもあるが、悲劇や暴力が多い。この作品は戦争をしないでいかに平和に過ごすか、子供のような純粋な気持ちが共感を呼んだのでは」と語った。
人民軍のリーダー・リ・スファを演じたチェン・ジェヨンは「私がこの映画に出たから(笑)!」と冗談を交えながら、「軍人達の心が癒されていく様子が、現代人を立ち止まらせて考えさせる、また今まで韓国映画で見ることができなかった監督の工夫にも魅力がある」とコメント。
トンマッコル村の少女、ヨイルを演じたカン・ヘジョンは、「劇場を出るまでは分かりませんが、映画の中にハッピーなウイルスが入っているんです!」とかわいらしいコメント。
韓国軍のリーダー・ピョ・ヒョンチョルを演じたシン・ハギョンは「この世界は戦争の様で傷つけあっています。夢のような童話のような世界をお楽しみください」とメッセージをおくった。

戦争という暗い素材を扱っていながら、見て幸せな気持ちになれる映画。笑顔と感動にあふれたトンマッコル”子供のように純粋な村”にあなたも行ってみませんか?

(M.NIBE)