8月26日の公開に先立ち、白金・八芳園にて先行上映会が行われ、監督の弟さんで本場の讃岐うどん職人・本広秀行さんが打ったうどんが観客者とスタッフに振舞われた。

「飲んでもないのにベロンベロン、ユースケ・サンタマリアです(笑)。」とはいつもの冗談。ハイ・テンションで突っ走るユースケを止めるのに、登壇者の本広克行監督、小西真奈美、トータス松本は必死。けれど、このすったもんだのトークにも登壇者の間には1ヵ月以上に及ぶ香川ロケで培われたチームワークが感じられた。
「うどんを食べながらチームワークが自然とできました。映画を観るみなさんにも、『UDON』を通じて、まわりの人たちとコミュニケーションをして絆を深めていただけたら嬉しいです。」と、小西真奈美が当時を振り返りつつ観客にメッセージを送ると、「真奈美ちゃんが車を運転するシーンで本当に轢かれそうになっちゃったりして!!でも僕と真奈美ちゃんのあうんの呼吸があったからこそ、できたシーンなんです!」とユースケが合いの手を入れたりと、撮影現場の雰囲気そのままの登壇者に、観客からは笑いがこぼれた。

監督の弟さんが打つ讃岐うどんは、お台場冒険王でも大人気で1日に2300玉がでているとのこと。それをうけて、ぜひ本日来場者した方々にもうどんをご賞味していただきたいという製作者側の意図で、ちくわ天がのったうどんが配膳された。
自らを讃岐うどニストと称するトータス松本は「撮影期間中で100玉は食べていました。体重もかなり増えました。でも、白米と同じ様に飽きがこないんですよね!」とうどんの魅力について力説。「僕らは自分達のベスト5があるくらいのうどん好きです!真奈美ちゃんなんて、“真奈美の踊り食い”っていうぐらい食べてましたよ!」というユースケの適当なコメントも小西本人はうまくスルー。確かに登壇者の間にはあ・うんの呼吸があった。

監督はもちろん、キャスト陣までも魅了したうどん。お台場冒険王に行って、うどんを食べてもよし!その際にはぜひ映画『UDON』もご賞味あれ!
夏休み映画でもたれ気味の胃には『UDON』が最高!!

(ハヤシ カナコ)