8月22日(火)夕方、『小説吉田学校』(東宝より8月25日DVD発売 5,040円)の発売を記念して、民主党幹事長・鳩山由紀夫氏が、人気ブログを開設しているブロガーとの座談会が都内で開催された。

 『小説吉田学校』は戦後保守本流の大物たちが繰り広げた壮絶な暗闘、対日平和条約調印の悲願に賭けた吉田茂元首相と派閥闘争の一部始終を描いた戸川猪佐武原作のベストセラーを映画化、1983年に公開された作品です。敗戦後の日本を力強いリーターシップで導いた吉田元首相の物語が、今まさに日本のリーダーが代わろうとしているこの時期に四半世紀の時を経て、DVDで甦る!
 吉田元首相と同じく敗戦後の日本を動かした鳩山一郎元首相のお孫さんであられる鳩山由紀夫幹事長(民主党)に、当時の思い出や、現在の日本のリーダー、今後あるべき日本のリーダー像などについて、フリージャーナリスト・上杉隆氏の進行のもと人気ブロガーと座談会を行いました。

 「映画公開当時に試写室で観ましたが、その頃は政治家になりたいなんて思っていなかったので、ただ夏目雅子さんはお綺麗だな、とそれだけ思いました。」「鳩山一郎が倒れたシーンが事実と違う。本当はお手洗いだが、映画では映せないから仕方がないね」「芦田伸介さんが演じた鳩山一郎は似ていた。病気で倒れてからの風貌などもあんな感じだった。ただ芦田さんの方が少し良い男だ」などと映画の感想を述べられました。また、「映画では吉田茂と鳩山一郎は政敵の様に描かれているが、本人同士の仲は本当はそうではなかった。先日亡くなられた松野頼三先生に宛てた吉田茂さんが鳩山一郎のことを書いた手紙が出てきたんです。“鳩山一郎はすごくいい男なんだ、ただ少し騙されやすいので仲間たちがしっかりしてやらなくちゃだめだ”というような内容を忠告してくれていた」と貴重なエピソードも披露してくれました。更に吉田茂元首相のお孫さんである麻生太郎氏との関係を聞かれると「政敵ではないですよ。麻生さんはとても楽しい方で、飲みに連れて行ってもらったこともある」と祖父同士と同様に、とくに敵対関係であるわけではないことを明かしてくれました。

DVD『小説吉田学校』\5,040(税込) TDV16177D
本編132分+特典映像/片面2層/カラー(※一部モノクロパートあり)/ビスタサイズ/音声①日本語モノラル(オリジナル)/字幕①日本語字幕
【特典映像】 山本又一朗インタビュー/細川隆一郎の『小説吉田学校』はこう見ろ!/劇場用プロモ/劇場予告編
【封入特典】 解説書(解説:宮崎哲弥)
発売元・販売元/東宝

2006 年8 月25 日(金)自民党総裁選直前に遂にDVD 発売決定!